岩波文庫<br> 偉大なる道 〈下〉 - 朱徳の生涯とその時代

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岩波文庫
偉大なる道 〈下〉 - 朱徳の生涯とその時代

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  • サイズ 文庫判/ページ数 342p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003342923
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0195

出版社内容情報

貧農の子として生れた朱徳(一八八六‐一九七六)が,毛沢東らと紅軍を結成し,大長征を経て新中国の建設へと歩んだ長く苦しい道程を,彼の人間的魅力とともにいきいきと描く.深く中国を愛したスメドレー(一八九二‐一九五〇)は,マッカーシズムの吹き荒れるアメリカを追われ,ロンドンに客死する前日までこの書を推敲したという.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

17
朱徳も毛沢東も、ほかのどの指揮者も、兵士たちと同じかっこうをしていたので、まったく区別がつかなかった(6頁)。 マラリヤをわずらっていた毛沢東(42頁)。 富農と中農と貧農の違い(51頁)。 「中国政府が民主主義を取入れる気配は全くみられなかったし、また前から産業発展の努力にとって代わっていた恥ずべき 囤積(とんせき)と戦時不当利得とを、やめる気づかいもなかった」(245頁)。 現代も、民主主義はなかなか困難なようである。2014/03/10

tkm66

0
大分、盛ってんな②2006/09/18

dexter4620

0
朱徳が革命を達成する道のりを記した後編。彼が生き残り革命を達成したのは奇跡的。私個人は共産主義ではないが、ひとりの人間が理想を達成するために労苦を厭わない姿勢には胸を打たれた。巻末の朱徳が綴った「母の思い出」も感動的だった。2020/11/29

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