岩波文庫<br> 高慢と偏見〈下〉 (改版)

個数:
電子版価格
¥858
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

岩波文庫
高慢と偏見〈下〉 (改版)

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月27日 01時33分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 279p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003222225
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

所はハーフォードシア.ベネット家には五人の娘がいる.その近所に,独身の資産家ビングリーが引越してきた.彼は美しくすなおな長女ジェーンに惹かれ,その友人ダーシーは聡明で溌刺とした次女エリザベスを好ましく思うが…….のどかな「田舎の村の家庭生活の絵」の中に,オースティン一流の精緻な人間観察とユーモアが光る.

内容説明

オースティンにとっては「田舎の三、四軒の家族こそが小説の恰好の題材」なのだという。ベネット一家を中心とする恋のやりとりを描いたこの作品においても、作者が最も愛したといわれる主人公エリザベスを始めとして、普通の人々ひとりひとりの個性が鮮やかに浮かび上がる。若さと陽気さと真剣さにあふれた、家庭小説の傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

241
下巻は「田舎の村の家庭の物語」が 穏やかに続く。エリザベスと高慢な ダーシー氏との 交流はのどかで悪意がないのが良い。 エリザベス視点の独白はこの時代の女性たちの 思いの代弁なのだろう..単調だが安定した 田舎の恋の物語だった。2016/10/08

ケイ

118
恥ずかしくなるくらいのシンデレラストーリー。いい子にはいい相手が。悪い子にはどうしようもない相手が。あらあら、本当に。そして意地悪なおばさんにはそれ相応の腹立たしさと恥を与え、やさしいおじさん夫婦にはふさわしい敬意を。イギリスはなんといっても階級社会で、多少は緩和されたと言っても今の王家を見ても確かに感じるものはある。大人の女は笑って読めるが、若い女の子が白馬の騎士を信じたとしたらそれは罪だ。2015/07/27

ベイス

103
小難しいタイトルだが、読後、その意味が妙に腑におちてなるほどなと。高慢という言葉には負のイメージが強いけど、登場人物の「高慢」は、この時代の古典によく出てくる華族が持ち合わせ、いまやめったにお目にかかれない「矜持」と言い換えられる。それが過剰となって「偏見」化するが、偏見から自らを脱却させるのもまた「高慢」なのだ。この人物はこんな性格、との割りきりが潔く、決してキャラ変することはない。だから広がりに欠けるとの批判はあたらないとの見解は、訳者に同意。むしろ狭くガチガチだからこそのこの没入感なのたろう。2023/04/10

雪月花

63
岩波文庫の上巻で苦戦したので、新潮文庫の『自負と偏見』に乗り換えて読了。同じ小説とは思えないほど新潮文庫の方が読みやすかった。本書はジェーン・オースティンが21歳の時の作品らしいが、訳者の小山太一氏が書かれているようにオースティンは人間観察眼が鋭く、人物描写が秀逸。俗物のベネット夫人と末娘リディアの言動には閉口したが、これも人間の滑稽さを喜劇的に描写していると思えば慣れてきて楽しめる。欲を言えば最後にジェインとビングリ―の関係とエリザベスとダーシーの関係が急展開を見せる部分をもっと丁寧に書いてほしかった。2021/05/30

yumiha

38
〈下〉は、一気に読み進めた。初めは嫌っていた青年との恋に落ちるとか、姉ジェーンより美貌が劣る(読者に親近感を持たせる戦略?)とか、困難を乗り越えてハッピーエンドちゅうのは、かつての(今も?)少女漫画のパターン。でも、当時は新鮮だったんだろうか。ニヒリスティックで時に皮肉を口にするベネット氏。いわゆるおばちゃん気質のベネット夫人。このお二人に、ときどき笑わせてもらった。2019/04/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/560172
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。