岩波文庫<br> オイディプス王 (改版)

個数:
電子版価格 ¥572
  • 電書あり

岩波文庫
オイディプス王 (改版)

  • ウェブストアに5冊在庫がございます。(2024年03月01日 00時00分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 134p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003210529
  • NDC分類 991
  • Cコード C0198

出版社内容情報

オイディプスが先王殺害犯人の探索を烈しい呪いの言葉とともに命ずる発端から恐るべき真相発見の破局へとすべてを集中させてゆく緊密な劇的構成.発端の自信に満ちた誇り高い王オイディプスと運命の逆転に打ちひしがれた弱い人間オイディプスとの鮮やかな対比.数多いギリシア悲劇のなかでも,古来傑作の誉れ高い作品である.

内容説明

オイディプスが先王殺害犯人の探索を烈しい呪いの言葉とともに命ずる発端から恐るべき真相発見の破局へとすべてを集中させてゆく緊密な劇的構成。発端の自信に満ちた誇り高い王オイディプスと運命の運転に打ちひしがれた弱い人間オイディプスとの鮮やかな対比。数多いギリシア悲劇のなかでも、古来傑作の誉れ高い作品である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

240
初演から2500年後の今に至るも、劇として上演されているばかりか、フロイトはエディプス・コンプレックスの概念を、ストラヴインスキーはオペラを作り、パゾリーニは映画を撮った。それだけ普遍的なテーマを内包しているからだろう。全く予備知識なしに、この劇を見たとするならば、現代作家による不条理劇に見えるのではないか。アポロンの神託は、まさしく不条理以外の何ものでもないからだ。劇の構成もまた見事だ。個々の登場人物の葛藤と緊張の高まり、そしてクライマックスもこれ以上ないほどにドラマティック、かつ本質において悲劇的だ。2013/02/12

takaichiro

108
読書生活のリハビリ中です。フランス流🇫🇷大人の愛の物語から出直したので、リハビリは欧州古典の扉を叩く事にしました^_^ギリシャ悲劇の傑作である本作品。上演劇を前提に後半にかけて徐々に緊張感の高まる構成。何らかの苦しみにもあわずして、この世のきわに至るまでは、何びとも幸福と呼ぶなかれ。死の一歩手前まで自分が幸せな人生を歩んでいるかわからぬ険しく、先の見えない道。諸行無常は人間社会にビルトインされた避けられぬ壁。だからその道で出会う人々には可能な限りの理解と笑顔で応えたい。少しでも険しさが和らぐ様に^_^2019/12/20

夜間飛行

88
対話の緊張感がすばらしい! 話の展開に無理がなく、ぐいぐいと引き込まれて最後は深い感動に包まれる。藤沢令夫さんの解説を読むと、作者ソポクレスの天才であることがよくわかる。解説中、アリストテレスの『詩学』に言及した所が特に面白かった。それを見ると『オイディプス王』こそ、今日のミステリー小説の遠い祖先だと思えてくる。そうであるならば、奇しくも、探偵イコール犯人という最も意外性のある形こそ、ミステリーの原点だったことになる。妙な比較だが、ストーリーや会話のリズムなど、私の好きな横溝正史に似ているように思われた。2012/11/18

future4227

68
これが紀元前400年に書かれた舞台脚本とは思えない面白さと完成度の高さ。かのアリストテレスが絶賛したのも頷ける。翻訳が上手なのか、古典にもかかわらずとても読みやすい。有名なスフィンクスの謎かけの話は前日譚として簡単にまとめられてしまっているのが残念だが、長編の主要部分だけを切り取って、それぞれを独立した作品にしてしまうという手法は当時画期的であったらしい。この作品が書かれる少し前、アテナイでは疫病が大流行したという。今のご時世に当てはめれば、疫病は新型コロナ、オイディプス王はさながら黒川検事長か?2020/05/27

かごむし

68
面白かった。それぞれの登場人物が、過失もないのに呪わしき運命に導かれて話が進んでいく様がまさに悲劇であった。緊迫感があってページを繰る手が止まらなかった。最初からトップスピードで走り出して、高まって高まって絶頂で読み終わったという感じ。注釈が最低限しかつけられていないのに、古典、という枠すら感じさせずにするすると読めて、自分は珍しいことなのだが、1日で読み終わってしまった。少し、冷静に振り返ってみると、うまいなあと感心することがたくさんあって、計算され尽くした戯曲なんだなあというのがわかる。また読みたい。2016/02/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/525847
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。