岩波文庫<br> 鳥の物語

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岩波文庫
鳥の物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003105122
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

雁,鳩,鶴,ひばり,……十二羽の鳥が王の御前に出ては語りだすとっておきの物語.中国・日本の説話や聖書などから題材を得て書きつがれたこの大人のための童話集は,いずれも天衣無縫,珠のように美しく磨きぬかれた作品であり,味わい深い哀愁と高い品格がただよう.作者自身がもっとも愛した短篇集. (解説 河盛好蔵)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

80
正しくは鳥の語る物語だろうか?我が身自由を誇る鳥たちが、権威にかしずく様は嘆息だが、自由民だと自覚する人自身、いざとなったらこれも権威に頭が上がらないのは、鳥たちのいっそ素直さを咎められる訳がない。知るものの憤慨を呼ぶ、鶯の託卵を知らぬ哀れは、知らぬその身がやくざな子に寄せる想いの宜なるかなと覚ゆるは、人の世にそれほど素直一心に騙されるほどであれば争い事は起こらないであろう;エデン!雉も鳴かずば…というよりは父が夢にも証さなければ娘も縊死せずにすんだものを、人は己れの満足には逆らえないものか?2017/03/16

syaori

53
王様に物語を披露する、その語り手は鳥。雁は蘇武のために「雁の使い」として長安まで飛んだ話を、鳩は「鳩の心をそのまま自分の胸に入れた」イエスの物語をというように各々の一族にかかわる物語を語ります。話のなかで鳥たちは人間と言葉を交わしていたりして、これは「お伽話」なんだなと思うのですが、このお話のなかには作者の、無垢なもの、力のないもの、弱いものへの優しい視線があって、「この世のあらゆる善いもの、美しいもの、快いもの、やさしいもの、和やかなもの、懐かしいもの」を受け取った気持になる、宝物のように思う一冊です。2017/06/22

seacalf

52
日本にもここまで壮大で縦横無尽な創造力で美しい物語を紡ぎだせる物書きがいるのだ。自国のみならず異国の故事をも題材にしてるので、その都度足りない知識を補完しながら読むのも楽しい。鳥達の純朴な語り方が可愛らしい。人間の営みのおかしさと対比すると尚更。お姫様の窮状を救うべく天の阿弥陀様を目指して飛ぼうとするひばりがいじらしさ、仲よくしようが物事のはじまりといういかる等、ほぼ全ての話に読み応えあり。想像力の翼を自由に羽ばたかせていた子供時代の興奮を思い出させ、物語に酔いしれる愉悦に浸らせてくれるおすすめの一冊。2018/07/02

shinano

43
思ったことが諸々あったが、解説にほんど同じことが書かれていた。重複するがあえていう。内容の寓話性から18歳以上が読む童話だと思ったのだ。また、それ以下の年齢の者が読んでも大いに結構なのが勘助の文章の魅力だと思う。日本語(国語)を学問としての堅苦しさでなく、仮名と漢字を目で、音(おん)を口元あるいは耳の奥で、触れる様に堪能できるのが勘助の作品と思うし、ぼくらの母国語の柔らかさが感受できる。勘助の詩にもよくみられる深慮された平仮名カタカナでの擬音や、商農漁民や鳥の話し言葉がいい。中勘助、好きな作家のひとりだ。2012/03/06

ぱせり

24
中国、日本、インド、聖書の説話や故事などを題材にして、鳥の側から語った、大人のおとぎ話。珠玉の、という言葉がふさわしい。人の業の深さを鳥の皮肉な目で見せられながら、貪欲に生きる人間たちも、やはり愛おしく感じてしまう。「いかるの話」の鳥たちの唄が好き。「・・・ひえ ひえ、・・・きび きび」2010/07/26

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