岩波文庫
茶話

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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003103128
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「お茶を飲みながら世間話をするような気持で,また画家がカリカチュウルを描くような気持で」書き始められた「茶話」.和漢洋の教養と上品なユーモアの融合した,ぴりっとスパイスのきいたコラム集.(解説=坪内祐三)

内容説明

大正5年春、「お茶を飲みながら世間話をするような気持で、また画家がカリカチュウルを描くような気持で」始めた新聞連載「茶話」は、すぐに大人気を博した。古今東西のさまざまな人物の逸話やゴシップを、ぴりりとスパイスをきかせて披露する、コラムの嚆矢。総数800篇余から著者自選の154篇を収録。

目次

焼肴は右か左か
油虫嫌いの皇帝
大食と少食
滑稽作家演説を盗まる
主人の頭を打つ女
一千円の遺産処分
独身主義者と結婚と
雄弁家の親孝行
裸体
貧乏画家〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きりぱい

6
大正時代のと聞いて、勝手なイメージにはめて読みだすと、読みやすさと親しみやすさに驚く。どこから拾って来たんだと思うような国内外の幅広いエピソードはミニコントのようで、軽口や皮肉に笑わされも感心させられもする。市井の人々がいるかと思えば、どこぞの皇帝や殿様、発明家や文豪と、誰もが知るような著名人までどしどし引き合いに出される。キプリングの「文豪と旅籠の亭主」、ふふふな「短い大演説」、至当な「慈善家の心得」、ウィットな「文豪の娘」、「結婚と奴隷」「肉代五弗也」「天文学者」辺りが好きだなあ。全154編!2010/10/07

mawaji

3
NHKラジオや日経の半歩遅れの読書術で林望先生ご推薦。新聞のコラムを拾い読みするように、図書館の貸し出し期限ぎりぎりまでゆったり読み進みました。表題のように「お茶でも飲みながら世間話を聞くような」感じで、古今東西の有名人のエピソードが面白可笑しく書かれているのかというとそうでもなくて、落ちがあるのか無いのかビミョーなイギリス風ジョークというような不思議な読後感でした。リンボウ先生のいうように、読書によって何か教訓を得ようなどと思わず、これが「毒にも薬にもならない」正しい読書のあり方だと提示されたようです。2011/07/22

Gen Kato

2
最初は「なんじゃこりゃ」とあまり乗れなかったんですが、読むうち妙な味わいにハマって来ます。ホント、解説にもある通り、語り口と切り口が実に独特。「魚の骨」「記者へこまさる」「牡蠣を食う馬」「自動車王と子供」「博士と小学生徒」あたりがすごく好き。2015/03/01

古旅冬也

1
ツイッターにも言えることだが、短い文章で人に語りかけ、言葉を伝えることのなんと難しいことか。新聞連載の短いコラムの中で、人を引き込むこの力、21世紀の今読んでも全く色あせていないこの文章力、素晴らしいのヒトコト。上の文書とは矛盾するが、これを読んで今に生かそうとか、そんなセリフは必要ない。とにかく、この文章に酔いしれて欲しい。片意地をはる必要なく、お茶とお菓子を片手に読むくらいの気楽さで。2011/06/20

ひろゆき

0
大正時代になぜこのように逸話を集めることができたのかが、不思議。解説をよんでもわからない。教科書で誰もが習う詩人だろうが、このような仕事もしていたのですね。2014/08/03

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