出版社内容情報
雪門玄松,明治の一禅僧.富山県高岡国泰寺の管長をつとめ,若き日の西田幾多郎,鈴木大拙らも参禅した高僧だが,その生涯は謎に充ちている.この破天荒な僧の実像に迫り,仏教の心を現代に問う水上文学の結晶.
内容説明
雪門玄松、明治の一禅僧。富山県高岡国泰寺の管長をつとめ、若き日の西田幾多郎、鈴木大拙らがその下に参禅した高僧だが、その生涯は謎に充ちている。管長の座を捨て在家禅を唱導、さらに奇怪な還俗ののち、若狭の孤村で乞食僧として没した。この破天荒な僧の実像に迫り、仏教の心を現代に問う水上文学の結晶。