出版社内容情報
諭吉の書簡は,幕末から明治へと続く変革期に生きたこの先学思想家の行動の起伏とその内面の軌跡を,彼自身の言葉で極めてヴィヴィッドに伝えてくれる第1級の資料である.筆まめと言われた福澤の筆致がもつ魅力の原点がどこにあるのか,没後100年を迎える現時点で確認できた全書簡を収録し,懇切な注・解題を付して説き明かす.
内容説明
本巻は明治十三年七月から十六年八月まで、福沢が数え年四十七歳から五十歳の間に発信した書簡二九二点を収録する。
目次
吉川泰二郎
岩崎弥太郎
岩崎弥之助
浜野定四郎
荘田平五郎
岩崎弥太郎
石黒磐
白洲退蔵
神津慎吉
酒井良明〔ほか〕