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石母田正著作集〈第4巻〉古代国家論

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  • サイズ A5判/ページ数 306p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784000914048
  • NDC分類 210.08
  • Cコード C3321

出版社内容情報

古代国家の構造や特質を究明するうえで重要な視野を切り開いた「古代の身分秩序」ほか10論文を収録.

内容説明

本書に収録する論文、学会報告、講演などのほとんどは、「古代史概説」から『日本の古代国家』に到る道程で、育んでいった時期のものである。すなわち、1962年に「古代史概説」と同時に発表された「日本古代における国際意識について」に始まり、『日本の古代国家』の翌年(1972)に発表された「古代における「帝国主義」について」に至る十年間、著者四十九歳から五十九歳までの、まさに石母田史学の円熟期の作品群である。

目次

1 日本古代における国際意識について―古代貴族の場合
2 天皇と「諸蕃」―大宝令制定の意義に関連して
3 古代の身分秩序
4 国家史のための前提について
5 古代における「帝国主義」について―レーニンのノートから
6 日本国家の成立
7 日本におけるVolkの成立について
8 日本の古代史を学ぶ人に
9 日本史学史序論
10 近代史学史の必要について
11 近代史学史の必要性について