岩波セミナーブックス
ヨーロッパ中世美術講義

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  • サイズ B6判/ページ数 213,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000266024
  • NDC分類 702.3
  • Cコード C0071

出版社内容情報

中世一千年を見通し,先行する古代美術と受け継ぐルネサンス芸術を明確に位置付け,ヨーロッパ全域を視野に,建築に織り込まれた表象,絵画や彫刻の形象の相互の影響を精細に分析,講義は自ずと骨太な図象学へと展開する.

内容説明

ヨーロッパ中世一千年の時空間を俯瞰した美術講義。中世に先行する古代美術と中世を受け継ぐルネサンス芸術を明確に定位して、ヨーロッパ全域を視野に、建築の中に様々に折り込まれた表象の変遷、絵画や彫刻、装身具さらに書物などの形象の相互の影響を、多くの図版により精彩に分析する。講義は自ずと美術史の方法論を包摂した骨太な図像学へと展開する。

目次

第1講 中世美術の特質
第2講 中世絵画の様式的諸相と展開
第3講 中世彫刻の様式的展開
第4講 中世美術の図像学

著者等紹介

越宏一[コシコウイチ]
1942年生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。1965‐72年ウィーン大学留学。オットー・ペヒトに師事。博士号(Dr.phil.)取得。ヨーロッパ中世美術を専攻。現在、東京芸術大学美術学部教授。1991年フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト賞受賞
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