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20世紀の定義〈7〉生きること・死ぬこと

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  • サイズ A5判/ページ数 339,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000265577
  • NDC分類 209.7
  • Cコード C0322

出版社内容情報

医療技術の著しい進歩によって,病気と死の様相が大きな変容を遂げてきている.今世紀において,「生老病死」の現場では一体なにがどのように変わったのだろうか.特殊20世紀型生命観のありようを浮き彫りにする.

内容説明

特殊20世紀型生命観と生活観、バーチャルな「生と死」の裏側には何があるのか。「生老病死」の現場から考える。

目次

1 20世紀を読む(「時」の沈黙;消費社会の生活とライフサイクル;病の20世紀;セクシュアリティの変容)
2 はじまりの20世紀(近代兵器の変遷と戦争の性質と変容;核分裂・核融合によるエネルギーの収支決算;医療の進歩と死生観の変化;生殖健康と環境ホルモン;遺伝子診断・遺伝子治療の功罪;情報問題としての「脳死と臓器移植」)
3 統計・趨勢の異読・快読(克服された病/登場した病―天然痘/エイズ、アトピーが教えるもの;病気の歴史・医学の歴史;高齢化社会が変える社会構造;日用品・生活装置の変化;時間感覚の変容)

著者等紹介

古井由吉[フルイヨシキチ]
1937年生まれ。作家。『杳子・妻隠』(河出書房新社、1971)、『聖耳』(講談社、2000)
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