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公共事業をどう変えるか

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  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000228138
  • NDC分類 510.91
  • Cコード C0033

出版社内容情報

赤字財政や環境破壊の要因となる公共事業を問い直す声が高まっている.土木建設偏重の従来型公共事業をどうすれば削減できるか.地域経済に不可欠な新しい質の公共事業とは何なのか.公共事業の明日を大胆に提言する.

内容説明

公共事業の改革は、21世紀に日本を再生させるキーワードである。土木建設偏重の従来型公共事業をいかに削減するのか。地域経済にとって不可欠な新しい質の公共事業をどうすれば創り出せるのか。宍道湖・中海の干拓・淡水化事業を中止に追い込んだ市民運動の中心メンバーである気鋭の財政学者が、自らの体験を踏まえて、説得力のある政革論を提示する。

目次

第1章 なぜいま公共事業の見直しか(はじまった公共事業の「抜本的」見直し;公共事業の何が問題か ほか)
第2章 なぜ日本は公共事業依存症になったか(公共事業依存症への道;つくられる公共事業依存構造 ほか)
第3章 中止された中海干拓から改革論を考える(ムダな干拓事業がとまる;中止に追い込んだ住民の力 ほか)
第4章 公共事業を転換する道(何のために改革するか;21世紀に求められる新しい質の公共事業とは ほか)

著者等紹介

保母武彦[ホボタケヒコ]
1942年生まれ。名古屋大学経済学部卒業。大阪市立大学大学院経営学研究科博士課程単位修得退学。島根大学法文学部助教授を経て、現在、島根大学法文学部教授。豊かな汽水域を後世に活かす市民会議代表。21世紀環境委員会委員。日本環境会議理事。自治体問題研究所理事。専攻:財政学・地方財政論・地域経済論。著書に『内発的発展論と日本の農山村』(岩波書店)、『地方分権の本流へ』(共編著、日本評論社)、『内発的発展による地域産業の振興』(北海道町村会)、『よみがえれ湖』(同時代社)ほか著書・論文多数
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