虚罪―ドキュメント志布志事件

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  • サイズ B6判/ページ数 309,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000225724
  • NDC分類 318.497
  • Cコード C0036

内容説明

前代未聞の捜査権力による「でっち上げ事件」はなぜ起こったのか。捜査内部の「情報提供者」の協力を得て、朝日新聞鹿児島総局の報道が捜査当局を追いつめる過程を詳細に報告し、元被告たちの苦悩の日々を追う。裁判員制度が始まろうとする今、まさに必読の書。

目次

1 発端
2 暴走の捜査
3 無罪判決
4 でっち上げの背景
5 内部文書
6 司法制度のはざまで
7 反省しない県警
8 戻らぬ四年の歳月
9 立ち上がった被告以外の住民
10 「踏み字」事件、その後

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だまし売りNo

6
志布志事件は人質司法の日本で普通に発生する問題である。自分に都合がいい部分だけを見て独善的な現場の判断で容疑者を犯人と決めつける。刑事とヤクザは紙一重とよく指摘される。弁護士の立ち会いや録画のない密室では何があっても分からない。日本では21世紀になっても司法制度の改善が進んでいない。平成が終わろうとしていても司法制度の改善が進んでいない。発展途上国と呼ばれた諸外国が近代化していく中で、日本は人権後進国のままである。 2019/02/08

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