内容説明
国勢調査,世論調査,市場調査や視聴率調査など統計の必要性が拡がり多様化するにつれて,標本調査法の比重はますます高まっている.統計調査においていかに標本の効率を上げるかを念頭においた本書は,母集団についての情報を組織的に利用することを中心に構成したものである.さらに初学者のために各手法の役割や機能が直観的に理解されるように配慮している.統計的方法の重要な一部門への好個な入門的教科書として本書をすすめる.
目次
緒論
集団の総括
単純任意抽出法
補助データの利用
層化抽出法
多段抽出法
種々の問題