出版社内容情報
戦争という政治のなかで、「イメージ」の果たす役割とは。また、そのとき画家であるということの意味は。本書は、「戦争美術」を、創作の立場・楽しむ立場・利用する立場のそれぞれに照準をあてて解明する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そーすけ
3
294*日清戦争からという、幅広い時期の戦争画を扱う。軍服を脱がされた上野の西郷さん像が、武人というイメージを脱色することに成功している。2019/11/06
ryo_zz
0
戦争画とそれを描いた画家をめぐる通史のようなもの。具体的な作品を挙げ、そこからわかる美術受容の歴史にも触れている。2011/05/16
