出版社内容情報
ファインマン教授による物理学入門の名講義.本巻では,電磁気学の基礎理論を解説し,物性の基本的理解へと読者を導く.今回の増補版では,一般相対論への入門となる章が新たに加わり,本書の価値をさらに高めている.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sheemer
14
終わったーそれだけでうれしい。明日から第5巻。相対性理論が、あとから追加されている。2023/11/21
roughfractus02
3
電磁気学を概説した前巻を経て本巻は電磁気から物質の性質を捉える。磁力をローレンツ力とし、マクスウェル方程式で磁場を記述する際、著者は電磁波的現象を説明するAC回路、空洞共振器、導波管等の工学的仕掛けを導入する。電磁気の世界に踏み出す読者は、磁性、弾性、流体を辿って電磁気理論から特殊相対論へ、一般相対論での曲がった時空へと誘われる。一方で、格子状に組まれた原子の電磁波への作用の効果として光の反射を捉え、流体の複雑な現象は原理を記述する方程式では説明不能と述べる等、身近な自然の複雑さを読者に想起させてくれる。2018/11/14
ipusiron
0
1999/2/15読了
TWIST
0
ファインマンはかなり広く物理学を研究した人です。広く物理を知りたい人にはオススメです。2021/08/17