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双曲型偏微分方程式と波動現象

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  • サイズ A5判/ページ数 179p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000056113
  • NDC分類 413.63
  • Cコード C3341

内容説明

日常生活においてよく目にするさまざまな波動現象は、数学の言葉を用いてその法則を表すと等しく双曲型方程式という偏微分方程式となる。まず、境界値問題や初期値問題などの数学的な基礎部分を説明し、さらに応用例として波の特性を取り上げて考察する。岩波講座「現代数学の基礎」『偏微分方程式2』を単行本化。

目次

第1章 波動現象と双曲型方程式(波動現象の方程式;双曲型偏微分作用素 ほか)
第2章 双曲型方程式の解の存在とその性質(有限伝播速度、依存領域および影響領域;解のアプリオリ評価 ほか)
第3章 漸近解の構成(双曲型方程式の漸近解;アイコナル方程式 ほか)
第4章 波動方程式の局所エネルギー(局所エネルギー;局所エネルギーの一様減衰 ほか)

著者等紹介

井川満[イカワミツル]
1942年生まれ。1965年京都大学理学部数学科卒業。大阪大学名誉教授、京都大学名誉教授。専攻は偏微分方程式論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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