出版社内容情報
微分積分の理論は，演算を関数空間の作用素としてとらえる位相解析の手法によって精密化される．集合・位相・測度，ヒルベルト空間およびバナッハ空間さらに超関数を軸に要点をわかりやすく解説した．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
嘉村 崇宏
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元々三冊の本、「集合・位相・測度」、「位相解析」、「超函数」を一冊にした函数解析の本。簡潔な記述で、基本的な事に触れられているが、そこそこ行間が広いので初学者には取っ付きにくい感じがすると思う。函数解析をやる位の人だと、最初の「集合・位相・測度」は特に得られる物もないので飛ばしても良いと思う。「位相解析」と「超函数」の編で基本的な考え方を身につけるのには良いと思う。2014/02/16
