シリーズ旅の本箱<br> 旅のノートから

シリーズ旅の本箱
旅のノートから

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000038317
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0326

出版社内容情報

〈世界は夢,ただひとつの真実な夢〉これが,私の旅の朝と昼と夜に,鳴り響くリフレインだった――インドでの欲望,メキシコの神,リオの祭りを誌した魂のフィールドワーク.散乱する光のアルバム!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小鈴

8
かなり昔に買って積ん読中なのも忘れていたわけだが、子どもが本棚をあさって出てきたのでちょっと見るつもりが一気読みになった。見田宗介先生の旅行での記憶に残る出来事と夢の話から構成されているが、読むと何かが触発される。「時間を『費やした』という発想じたいが、すでにぼくの感覚の狂いではないか。~バスを待つ時間は近代人にとって、最小限にきりつめられるべき無意味な余白か、本を読むことなどに有効に活用されるべき資源だが」。インディオたちにとってどんな時間でもそれ自体人生として時間を生きる姿を見て。2014/09/07

ybhkr

1
著者のことは知らなくて、プロフィールを見てもぴんと来ない。でも、文章が読みやすいからそれでいい。南米、インドを中心とした旅行記が中心。1994年発行だが、本文は1970年代から書かれたものも多い。今以上に情報がなく不安定だった時代にインドやブラジル、メキシコ、グァテマラに行き、好き嫌いではなく、その国で暮らしている個人をニュートラルな眼差しで見ている。文字だけ読むと大変なことだが、淡々と書かれた文章のせいか心穏やかに読める。ブラジル移民の勝ち組、二世、三世の話が印象深い。コーラムはきっと異世界への入口。 2017/12/19

fried_bogy

0
『時間を活用することではなく、時間を生きること』。 『「与える」こと、「触れる」こと、その上にはじめて「伝える」ということが成り立つ』。2021/07/23

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