出版社内容情報
幕藩制成立期から高度成長の終焉に至る400年近くを一望に収める.歴史統計系列の整備,歴史人口学,物価史などの成果をおさえ,新しい問題意識と手法で近世・近現代日本の経済発展と構造変化を総合的に明らかにする.
内容説明
松方デフレから第一次大戦まで。在来産業の着実な発展に支えられ、近代産業が定着・開花した。そのプロセスを産業史・経営史の視角を加えビビッドに描く。
目次
概説 1885-1914年
産業発展(在来産業と近代産業;農業;綿工業;機械工業;技術移転;産業の担い手;産業化と会社制度の発展)