出版社内容情報
「病院はきらいだ」――このつぶやきの中に，高齢社会の医療問題が凝縮されている．佐久総合病院が積み重ねてきた訪問診療，入浴サービス，電話相談などの実践は，明るく働く職員の姿と共に感動をよぶ．
内容説明
「病院はきらいだ」―老人のこのつぶやきの中に、高齢社会の医療問題が凝縮されている。長野・佐久総合病院が積み重ねてきた訪問診療、入浴サービス、電話相談など、在宅ケアを支える地域のネットワークづくりの実践は、明るく働く職員の姿と共に感動をよぶ。
目次
佐久総合病院の実践
在宅ケアへの挑戦（私が在宅ケアへ傾倒していったのは；在宅ケアとお年寄りたち；佐久総合病院における在宅ケア活動；お年寄りをたいせつにする村づくり；これからの老人福祉のあり方；新しい地平線に立って）
感想・レビュー
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扉のこちら側
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2016年1127冊め。厚生労働省による「地域包括ケアシステム」提言から3年がたち、いよいよ事業として回り始めてきた。来年度からは我が仙台市も総合事業が開始されるが果たしてどう出るのか。小規模多機能や定期巡回型事業も見かけられるようになったが、絶対的に往診医が不足しており、手が回らない現状は打開できるのだろうか。その面では25年も前に試行錯誤しながら実践してきたこちらの病院を見習いたい。2016/12/21
