岩波ブックレット<br> 教育の心を問いつづけて―北海道家庭学校の実践

岩波ブックレット
教育の心を問いつづけて―北海道家庭学校の実践

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  • サイズ A5判/ページ数 62p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784000031257
  • NDC分類 327.85
  • Cコード C0337

出版社内容情報

「先生,俺なんかいねえ方がいいんだろう」「ああ,いない方がいい.君はわざと人が嫌がることをする.それをやめてほしい」大人だけが,がまんし許すのが教育ではない,子どもも一緒に考えてほしいのだ.教護院での実践.

内容説明

本書は、第37回長野県更生保護大会の講演に加筆したものです。

目次

目に見えない命の流れの中で
自分でやる以外にない
不幸にうちかち、自分にうちかつ
八つあたりはやめよう
水面の下には言い分がいっぱい
汗を流すことでみえてくるもの
一本一本の木が天に向かって
子どもも大人もいっしょの土俵で
苦難が人間を育てている

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

79
2016年961冊め。私がこの「北海道家庭学校」の存在を知ったのは20年ほど前になるだろうか。矯正教育を行う少年院とは別の、触法・虞犯少年に児童福祉法上の支援を行う施設である。鉄格子や柵がなく開放されていること、夫婦の職員を寮長・寮母として小舎性の寮で家庭的な環境を作っていることなど、先進的な取り組みを行っている。今年で創立102年ということだが、文中に登場する彼らのような子ども達、かつてここで過ごした元少年達はどうしているのか思いを馳せる。2016/11/05

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