出版社内容情報
「先生,俺なんかいねえ方がいいんだろう」「ああ,いない方がいい.君はわざと人が嫌がることをする.それをやめてほしい」大人だけが,がまんし許すのが教育ではない,子どもも一緒に考えてほしいのだ.教護院での実践.
内容説明
本書は、第37回長野県更生保護大会の講演に加筆したものです。
目次
目に見えない命の流れの中で
自分でやる以外にない
不幸にうちかち、自分にうちかつ
八つあたりはやめよう
水面の下には言い分がいっぱい
汗を流すことでみえてくるもの
一本一本の木が天に向かって
子どもも大人もいっしょの土俵で
苦難が人間を育てている