出版社内容情報
「非情城市」「童年往事」の映画監督は台湾を舞台とした作品を撮り続け，世界のファンを魅了する．台湾の複雑な言語状況，その背景である歴史にふれながら，侯監督からの手紙やインタビューもおりまぜ人と作品をさぐる．
内容説明
「悲情城市」「童年往事」の映画監督は、台湾を舞台とした作品を撮り続け、世界のファンを魅力する。台湾の社会から人と作品をさぐる。
目次
映画好きの少年時代
台湾ニューシネマ誕生
台湾をみつめて
より深く台湾を描く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まいこぷ
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侯孝賢の映画から台湾が置かれた政治的・社会的・文化的…etcな面を考察する内容。閩南語や北京語、日本語が入り混じり、戦後の混乱の中生きていく人々を侯孝賢はとても冷静に、時には叙情的に描いているが、その彼の映画の作り方や台湾の世情を知ることができた。最後の侯孝賢のコメントは俳優に対して正直なことを書いていて面白かった。2017/08/03
