岩波ブックレット<br> ことばづかいの昭和史

岩波ブックレット
ことばづかいの昭和史

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  • サイズ A5判/ページ数 62p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784000030519
  • NDC分類 810.4
  • Cコード C0336

出版社内容情報

昭和も終わり,この間のことばの移り変りはすさまじい.男ことばと女ことばの交錯と均質化.妻から夫への敬語意識の消滅.ていねい語の混乱.日々の暮しの中でのことばづかいの変遷を,世の中の動きとの関わりでとらえる.

目次

「ことばづかい」の世界
戦後少なくなったことばづかいあれこれ(いばりことばときめつけことば;むずかしいことば―漢語や文語;人を差別することば;方言の変化の2面)
戦後も温存されていることば―「お前」
ちかごろ乱暴になったことばづかいとは

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

8
図書館にて▲にじさんじVtuber壱百満天原サロメのゲーミングお嬢様口調おバイオ実況を聞いて、ふと寿岳章子『日本語と女』を思い出したりした▲1988年3月刊行。昭和から平成・令和と2回も代替わりした2022年現在、大日本帝国から日本国への国語改革のお話は、もうおばあちゃんの昔話ではなくなってることを感じた。Windowsとインターネット、そしてスマートフォンの普及がメディアを根こそぎ変えてしまったから。2022/05/31

入江

6
少し古い本ですが、今でも通じるところがあります。とくに昭和の軍人との会話から、上下関係に使われる言葉の分析が興味深い。また現在、子どもに「はい」と返事させているのも、疑問に思った。(私は、子どもから意見されても「はい」とは言わないから)2017/03/10

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