出版社内容情報
「灰とダイヤモンド」「大理石の男」など問題作を発表,1981年戒厳令以来,激動の祖国ポーランドで映画を撮り続けてきたワイダ監督.1987年11月の来日にさいし2週間にわたって密着取材.数かずの興味つきない話を収録.
目次
日本の精神文化に近づきたい
ポーランドの現実を映画としてうつし出す
観客への責任とスタッフへの責任
「愛の記録」―ワイダ作品の総まとめ
私の少年時代、父と母のこと
「婚礼」―ポーランド戯曲の映画化
「ヴィルコの娘たち」―主人公が女性
演劇はポーランド文化の重要な要素
日本芸術から受けた影響
ポーランドと日本