日本国憲法の逆襲

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000017688
  • NDC分類 323.14
  • Cコード C0036

出版社内容情報

2000年から衆参両院に憲法調査会が設置され,憲法を「改正」しようとする動きがますます急になっている.しかし日本国憲法は本当に無用の長物なのか? 辛口評論家・佐高信が,多彩なゲストを迎え,立ち向かう.【ゲスト】田原総一朗,辛淑玉,むのたけじ,河野義行,宮崎学,上原公子,田中康夫,原田正純,喜納昌吉,辻元清美,落合恵子,C.ダグラス・ラミス

内容説明

まるで憲法を変えれば新しい日本の未来がひらけるとでも言わんばかりに、改憲を求める声が大きくなってきている。しかし、いまほんとうに日本国憲法を変えるべきなのだろうか。辛口評論家・佐高信が多彩なゲストとともに、いまだからこそ輝く日本国憲法の価値を語りつくす。

目次

石原莞爾か、石橋湛山か―憲法をめぐる現代の思想状況
引き回された世代(ゲスト 田原総一朗)
日本人にはもったいない!(ゲスト 辛淑玉)
「ぞうきん」のように使わなきゃ(ゲスト むのたけじ)
「原器」としての日本国憲法(ゲスト 河野義行)
「人権派」は反省できない人たちだ(ゲスト 宮崎学)
市民のパワーってすごい!(ゲスト 上原公子)
「個々人運動」が求められている(ゲスト 田中康夫)
弱い人を守るのが憲法だ(ゲスト 原田正純)
「憲法番外地」沖縄から(ゲスト 喜納昌吉)
改憲派はボンボンだ(ゲスト 辻元清美)
やわらかく手をつないで(ゲスト 落合恵子)
空想とロマンの「現実主義」(ゲスト C・ダグラス・ラミス)

著者等紹介

佐高信[サタカマコト]
1945年山形県酒田市生まれ。慶応義塾大学法学部卒業後、郷里での高校教員生活を経て、経済誌の編集長に。82年に評論家として独立。著書に『日本を撃つ』『憲法から斬る』『葬送譜 おくるうた』(以上、岩波書店)『佐高信の寸鉄刺人』(光文社)『官僚国家=日本を斬る』『逆命利君』(以上、講談社)『黄沙の楽土』(朝日新聞社)『「憲法大好き」宣言』(福島瑞穂氏と共著、社会思想社)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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