西洋の都市と日本の都市どこが違うのか - 比較都市史入門

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西洋の都市と日本の都市どこが違うのか - 比較都市史入門

  • 著者名:斯波照雄
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 学文社(2016/09発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784762024948

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内容説明

日本の都市と西洋の都市の違いはどのように生まれてきたのか。
現在のヨーロッパ都市がどのような環境、経過の中でつくられてきたのか、その構造はどのようであったのかを解説。歴史的な形成過程、社会の変化、動向など、多くの人間が生活する空間としての都市の形成ということだけでなく、そこに生活する「市民」意識の相違の形成にまで立ち入り、両者の違いを探っていく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちや

2
ヨーロッパのカフェっておしゃれ2018/07/29

お抹茶

1
北欧型都市は地域のまとまりが悪く,都市と農村は相互補完的で市民の貧富の差が小さい。農業に適した南欧型都市では,都市が農村を支配した。ベルギーやオランダなどの低地地方の都市は商業都市の色彩が濃い。近世フランスではパリの一極集中が起き,過密となったパリは大改造された。ヨーロッパの市民は,祖先が命懸けで守ってきた自由安全な空間の中で便利さと愛着を得る一方,集合住宅での生活を我慢した。強力な支配者の下で成長した日本の都市は,近代以降も国家組織で,自治的な権利は極めて限定的だった。2019/06/13

渓流

1
論文をベースにした講演会向けの教養書と言うところ。自分では書けないが、今までの知識を超えるものはなかった。2015/04/11

つじ

0
もっと西洋との比較から問題をはっきりできればなぁ2019/02/07

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