創元推理文庫
ぼくとユーレイの占いな日々―石狩くんと株式会社魔泉洞

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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488440022
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

(株)魔泉洞に次々に持ち込まれる事件を鮮やかに解く大人気占い師、摩耶優麗。果たして彼女の力は本物なのか……。石狩くんの受難の日々をユーモラスに描いた、本格ミステリ短篇集。(単行本版タイトル『謎の転倒犬』を改題)

内容説明

徹夜のアルバイトを終えた石狩くんが出逢った。冗談みたいな厚化粧の女。彼の過去の行動を当てる彼女は大人気占い師、摩耶優麗だった!石狩くんはある事件をきっかけに優麗が率いる占いの館・魔泉洞に就職してしまう。次々に持ち込まれる不思議な事件を鮮やかに解くユーレイの名推理と、超個性的な面々に振りまわされる石狩くんの受難の日々を描いた、ユーモアミステリ短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

63
久々柴田よしき作品。楽しかった。占い師摩耶優麗マヤユーレに拾われたトカチ、こと石狩拓也。なんでユーレがトカチを拾ったのか謎だけど、占い?を駆使して?事件を解決する。ちょっと不思議の後ろにとんでもない陰謀が隠れてた。事務長のウサギさんとか個性的なキャラが楽しい。まだまだ拡げられそうな感じですが、続編期待できるのかしら。『謎の転倒犬』突然倒れる犬!仕込んでみたい。あ、クリームパン食べたくなる警報ですよ。表紙、コーギーなの?それが最大の謎でした。2018/07/02

しのぶ

50
扱う事件はまあ小さいが優麗の色んな意味での強烈なキャラと観察眼が面白く魅力的。テンポがよく読みやすい。2015/05/06

シュエパイ

34
胡散臭くも人の心を探り当て導いてくれる占い師と、心が弱くてダメな僕の物語。とりあえず、サブタイトルが遊びすぎ(笑)パン屋さんの暗号に秘められた事件が、奇想天外すぎて好きだなー。よくそこまで複雑に思い込めるって言うか、個々人の技量と思考をトレースできるものだ、と感心で関心。2013/05/20

poke

30
改題したのか。読み出してすぐ読んだことある!と思ったけれど割と好きなので結局読みました。優麗先生やウサギちゃんなど、キャラが立ってて好きです。軽いものを読みたかったので調度よかった。2014/05/29

おれんじぺこ♪(15年生)

27
「謎の転倒犬」を改題した文庫だった。さらっとした記憶しかなかったからそれなりに楽しめたけど。石狩なのに、十勝と呼ばれる男の子がひょんなことから働くことになる、占い会社でのこと。楽しいミステリーです。柴田さんの作風の広さに感服します(笑)2013/10/12

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