• ポイントキャンペーン

大統領の疑惑―米大統領選を揺るがせたメディア界一大スキャンダルの真実

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 462p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784908059445
  • NDC分類 070.253
  • Cコード C0036

内容説明

2004年大統領選の真っ只中、著者メアリー・メイプスがプロデューサーを務めるCBSの人気報道番組「60ミニッツ2」は、ブッシュの再選を脅かす軍歴詐称疑惑スクープを報道した。このスクープは大成功のはずだった。他局もすぐにこのスクープについて報道した。ところが、証拠として提示した書類は偽造されたものだと、保守派ブロガーを中心にインターネット上で大論争が巻き起こる。これに大手メディアも追随し、会社上層部は事態の収束を図るために内部調査委員会を設置。これによって肝心のブッシュの軍歴詐称問題はうやむやとなり、メアリーは「解雇」を言い渡された―。著者が製作し「60ミニッツ2」で報道したアブグレイブ収容所における捕虜虐待事件のスクープは、解雇後に「放送界のピューリツァー賞」とも称される「ピーボディ賞」を受賞。圧力に屈することなく、真実を伝えることを使命とするジャーナリストとしての矜持が伝わってくる1冊!

著者等紹介

メイプス,メアリー[メイプス,メアリー] [Mapes,Mary]
1956年生まれ。ワシントン大学でコミュニケーション学、政治学を学ぶ。現在はコンサルタント業、執筆活動に従事。テキサス州ダラス在住。ジャーナリストとして25年のキャリアを持つ。2005年までCBSで報道番組のプロデューサーを務めていた

稲垣みどり[イナガキミドリ]
英日翻訳者。上智大学文学部英文学科卒。幼少時の大半をヨーロッパで過ごす。日本興業銀行(現みずほ銀行)を経て外資系金融会社に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

7
絶対に問題が起きないようにしようと思ったら、何も行動をしない以外に方法はない。しかし、仕事においてはそのような姿勢では成果は挙げられない。だからこそ問題が起きてしまった時にどうリカバリするかが重要である。また、そのためには本人のみならず会社としてどう対応するかも重要になる。それにより、残った社員の行動も変わってくる。2016/11/25

スプリント

5
とても興味深い内容ですが、無駄に長い・・・。飛ばし読みをしてもきちんと理解できるほど無意味な描写や繰り返しが多いです。時の権力者の特ダネをすっぱぬくには準備不足だったし根回しが足りなかったということが切々と語られています。2016/09/02

sasha

2
2004年9月8日にアメリカ・CBSが放送した子ブッシュ大統領の軍歴詐称疑惑の報道が、子ブッシュ支持や右派のサイト、ブロガーに攻撃された顛末を綴った作品。どこでも右派っていうのは自分が受け入れらない事柄に対しては口汚い言葉で罵るのか。きっと、エド・マローがマッカーシーの赤狩りを批判した時代から右派はCBSが気に入らなかったのだろうな。それが爆発したってところか。日本語訳が読み難いのと注釈が一切ないのが難点。伝えるべきことがあるのに誹謗中傷に屈したCBSの姿は哀しいけれど、それでも報道を信じたいわ。2016/08/30

Yuko

1
今の時代の問題を暗示していたかの様な話。 やはりネットは怖い・・・2016/12/05

おかみつる

0
ノンフィクション作品  こういうことがあったんですね  今はウソであってもブロガーの些細な発言で  本当のことを覆される  マスコミの方が負けてしまい  マスコミがウソのブログに追従する  すごいな 

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11115542
  • ご注意事項