内容説明
リアルなイラストと軽快な解説で楽しむ、世界の名だたる有毒動植物76種+α。
目次
陸上の毒のいきもの(マムシ―国民的有毒動物;ソレノドン―テキトーな珍獣 ほか)
水中の毒のいきもの(オニダルマオコゼ―モノマネ達磨;アナボイナガイ―最強巻貝 ほか)
毒の昆虫(ブルドッグアリ―オージーアント;ドクガ―ゆりかごから墓場まで ほか)
毒の植物・毒キノコ(トリカブト―毒草界のドン;ベニテングタケ―辛苦を呼ぶ真紅 ほか)
番外編 毒はないけど怖いいきもの(ナミチスイコウモリ―ごちそうさまの代わりに;ケジラミ―どこでもらってきたのッ! ほか)
著者等紹介
北園大園[キタゾノオオゾノ]
1981年福岡県生まれ。明治大学法学部法律学科卒業。ライター兼サラリーマン
吉浦晴耕[ヨシウラハルタカ]
1982年福岡県生まれ。大分県立芸術文化短期大学美術科工芸デザインコース卒業。webデザイナー兼イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うめ
8
色々と笑えました。ちょっとネタは下ネタ寄りかな。著者が同郷だから親近感も湧いたし(笑)2014/07/14
まっ黒大魔王
8
へんないきものシリーズかと思いきや、著者が早川氏ではない・・・?まあいい。本作は毒をもっていたり、臭かったりするいきものを紹介。毒をもったいきものも、例外なくへんないきものなのである。ソレノドン可愛くて好き。しかし、この文章表現、どうみても早川氏そのものなんだよなあ・・・。2014/06/12
きのたん
4
【課題図書】置いてあったのでつい読んでしまった。目次を見て苦手な20ページ目は飛ばして読んだ。ヘビは怖くないというかむしろカワイイと思うのでじっくり見た。軽妙な語り口。2020/06/17
ギルヲ
3
図鑑系の文章にあるまじきオヤジ感がツボでした。平面モウドクフキヤガエル(笑)下ネタは少し控えた方がいいかもですが、文の軽さの割には参考文献を見るかぎりかなりしっかり調べられた本のようで楽しく読みました。私は元々環形動物やら多足類やらが苦手なんだけどタンザニアオオヤスデがもし家にいたら毒があろうとなかろうと即死するのは間違いないことが判明。怖すぎる。2018/04/27
やんも
3
あとがきで筆者が書いていたが、やっぱり危険ないきものには、なんとも言えぬ魅力がある。怖いから? 強そうだから? なぜだろう? 『へんないきもの』に続けとばかりに出版された本書、構成、イラスト、文体語り口まで似ており、それはそれで存在意義はある。本書で紹介されている、毒蝶に擬態する蝶を思い浮かべた。2010/12/30