出版社内容情報
死んだはずの王様×死なせたと思っていた姫
「これで貴女は俺の妻だ」
嵐の夜、攫いに来たのは死なせたはずの最愛の男でした……
冷遇されている王女ユーリアは、美しい異母妹ではなく彼女を指定してきた〈氷の覇王〉イザークと見合いをする。
が、それは彼を嵌めるための父王の罠だった。
貴女が良い、と求婚され心揺れる彼女は、なんとかイザークを逃がそうとするが失敗し、異母妹から彼は囚われて死んだと聞かされ絶望する。
しかし生きていたイザークは彼女を攫って彼の国で甘く溺愛する。
「貴女は俺のものだ。俺だけの……」
だが父王達がまた何かを企み!?
内容説明
冷遇されている王女ユーリアは、美しい異母妹ではなく彼女を指定してきた“氷の覇王”イザークと見合いをする。が、それは彼を嵌めるための父王の罠だった。貴女が良い、と求婚され心揺れる彼女は、なんとかイザークを逃がそうとするが失敗し、異母妹から彼は囚われて死んだと聞かされ絶望する。しかし生きていたイザークは彼女を攫って彼の国で甘く溺愛する。「貴女は俺のものだ。俺だけの…」だが父王達がまた何かを企み!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜
4
ヒーローがひたすらにおおらかでいい奴で、おかげで側近がかなり苦労しているのが気の毒になってくるほど(笑)継母と義妹から虐げられていたヒロイン、突如見合いにやってきた国王ヒーローに優しく求婚され、愛しさを募らせるも、父親の奸計により彼が死んだと思い込んでいて喪に伏している。そんな彼女を攫って花嫁にするヒーロー。作中背景としては戦後処理のごたごたがあり、合間にヒロインが心も身体も愛されるという感じ。策略というほどのものもなくエロはたっぷりでいい感じに楽しめた。ヒーローの友人とその婚約者も幸せになれるといいな。2022/03/09
ルーシー
4
すごく面白かった。ストーリーに引き込まれました。小出先生の作品は毎回衣服の描写が分かりやすく想像しながら読むのが楽しいです。登場人物たちがとても魅力的でした。2022/02/23