目次
第1部 教育の文化社会学(近代教育の表層と深層;佐々木邦と「ユーモア小説」―都市新中間層のハビトゥスと「抵抗」戦術;教師文化と学校;若者の居場所とトランジション)
第2部 社会調査データから捉える教育と社会(社会階層と教育―メリトクラシー社会のシナリオとその行方;若者の就労と就労支援;教育費と教育意識;家父長制の変容と世代―アジア7地域における社会変動と家族変動)
第3部 公共圏文化学/公共圏と情報リテラシー(公共性と公教育を結ぶメディア文化論;図書館の自由と学習権;視聴覚教育の展開―未来史からの視点;東アジアの教養出版交流)
著者等紹介
稲垣恭子[イナガキキョウコ]
京都大学大学院教育学研究科長・教育学部長、教授。京都大学大学院教育学研究科博士課程退学、博士(教育学)。滋賀大学教育学部助教授、京都大学教育学部助教授、京都大学大学院教育学研究科助教授などを経て、現職
岩井八郎[イワイハチロウ]
京都大学大学院教育学研究科・教育学部教授。大阪大学大学院人間科学研究科教育学専攻前期課程修了。大阪大学人間科学部助手、大阪外国語大学助教授、京都大学教育学部助教授、京都大学大学院教育学研究科助教授を経て、現職
佐藤卓己[サトウタクミ]
京都大学大学院教育学研究科・教育学部教授。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学、博士(文学)。東京大学新聞研究所助手、同志社大学文学部助教授、国際日本文化研究センター助教授、京都大学大学院教育学研究科准教授を経て、現職。日本マス・コミュニケーション学会会長(第36期)。主要著作:『「キング」の時代―国民大衆雑誌の公共性』(岩波書店、2002年、日本出版学会賞受賞、サントリー学芸賞受賞)、『言論統制―情報官・鈴木庫三と教育の国防国家』(中央公論新社、2004年、吉田茂賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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