ああ、犬よ! - 作家と犬をめぐる28話

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784909689030
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

共に過ごせた素晴らしい時間を、ありがとう。――池田晶子
犬よ犬よ、健かに我家に育ち、自分達と生涯を共にしておくれ。――水上瀧太郎
「きゅうんきょおーんくうーん! 」――本上まなみ
「ようし、よしよし、いい子だね」――畑正憲

猫よりも愛おしい! ?
作家と愛犬をめぐるエッセイ、詩、マンガ作品を全28篇収録。
愛情と涙あふれる作品群! !

【収録作品】
杏「弟ハリーのこと」
本上まなみ「りっぱな犬って?」
アーサー・ビナード「飼い犬の悲しみ」
星野智幸「転向・犬猫篇」
よしもとばなな「人と花と動物と」
島田雅彦「犬を飼わない理由」
池田晶子「「犬の力」を知っていますか?」
原田宗典「愛しの動物たち」
松浦寿輝「without」
山本容子「ルーカス」
道浦母都子「龍太郎のなみだ」
北方謙三「犬が独り言を聞いてくれた」
宮本輝「へんてこりんな犬」
村田喜代子「ルビや」
藤原新也「犬影」
畑正憲「「話せば分かる」ってホント?」
藤子不二雄A「深夜の冒険」(『タカモリが走る』)
筒井康隆「あらった犬の体をはやくかわかす知恵」
江藤淳「犬は犬であって……」
谷川俊太郎「ネロ――愛された小さな犬に」
多田智満子「犬隠しの庭」
向田邦子「犬の銀行」
小川国夫「名犬ビー公」
吉村昭「犬の眼」
中野孝次「子犬のいる風景」
丸谷才一「犬と人間」
水上瀧太郎「我家の犬」
北原白秋「こいぬ」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ikutan

68
著名人の犬にまつわる28作品。エッセイの他、詩、そして藤子不二雄先生は漫画とバラエティ豊かなワンコ愛が溢れる一冊。ワンコを弟と呼ぶ杏ちゃんとハリーの楽しい毎日から始まり、本上さんのりっぱな犬って?に登場する犬たちに我が家の犬を重ね合わせて、そんなもんかと笑わせてもらい、山本さんの最後まで立派に生ききったルーカスに思わず涙。宮本さんのマックの早業にはびっくり。コリー犬とマックの子犬、気になるなぁ(笑)。野生動物に咳がタブーとは、さすが、ムツゴロウ先生のお話は勉強になった。ワンコ好きにはおすすめの一冊。2018/08/10

ポチ

60
昔は放し飼いにしていたりと、時代によってワンコとの係わり方が変わって来ているのですね。そして、やっぱり皆んなワンコが好きなんですね。2018/12/07

akiᵕ̈*

47
犬好きだったら手に取りたくなる、なんとも可愛らしい装丁♡(帯をめくると仕掛けも♩)28人の作家さんたちによる犬愛が詰まった1冊。特に飼い犬のこととなれば、もはや家族同然。多くの方が仰ってるように言葉が分かる、会話ができるというのもうなづける!一緒に過ごすかけがえのない時間からは本当に多大なる癒しがあり幸せだもん。みなさんの愛犬へのそんな思いもひしひしと伝わってくる。宮本輝さんのお話はやっぱりあなたは小説家ですよ!と言いたくなる纏まり方!わたしも読みながら18年間共に暮らした我が家の愛犬との思い出に浸った。2021/08/28

cryptoryou

37
作家や著名人達が語る、愛おしい「犬」たち、それぞれが「犬」に対する想いが愛情たっぷりに語られてます。私も、子供の頃に迷子で家に迷い込んできて、そのまま飼い始めた「ハナちゃん」や、近所の祖母の家で飼われてた「リリーちゃん」、そして現在の家族「ソックスくん」と、「犬」と共に生きましたし、犬達が大好きです。戌年最後に読むのにピッタリの作品、これで今年の読書も最後、皆様来年も宜しくお願いします、良いお年をお迎えください。2018/12/31

ぽろん

28
著名人の方による犬を巡るエッセイ。藤子不二雄A氏は何と漫画でした。色々な接し方があるのだな。だけど、みんな自分家の犬が一番。もちろん私も我が家の四つ足の息子君が一番可愛い!そして、私の愛情は彼にも通じていると思っています。笑2018/08/02

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