出版社内容情報
自店の「私益追求」よりも、地域貢献による「公益」を大切にする商業経営の本質を説きます。衰退傾向にある地域・都市で起業した女性商業者など、豊富な事例から商業者が顧客や地域とコミュニティを創るためのノウハウを解説します。
内容説明
マーケティングが顧客を連れてくるってホントなの?前作『地域再生の罠』(ちくま新書)に続く、顧客や地域とコミュニティをつくる「商業経営の本質」が見えてくる全16話。
目次
1 コミュニティをつくる起業家6つの「物語」(コミュニティの拠点「サードプレイス」を創る;スローフードで、コミュニティを広げる;お金と時間が無くても「シェア」で起業できる ほか)
2 コミュニティをつくる3つの「調査と戦略立案」(顧客の行動を観察する「エスノグラフィ」;顧客の本音を探る「グループ・インタビュー」;「交流・効率・高級」の3コウ戦略)
3 コミュニティをつくる7つの「方法」(店主の趣味を活かすコミュニティをつくる;日替わり経営者が新たなコミュニティをつくる;顧客の「したい事、関心事」で、顧客と繋がる ほか)
著者等紹介
久繁哲之介[ヒサシゲテツノスケ]
地域再生プランナー。1962年生まれ。早稲田大学を卒業後、日本IBMでマーケティングを担当。実家は老舗飲食店で、個店経営の基本と裏側に詳しい。現在は都市研究センター研究員。千葉県「商店街あり方検討会」委員など商業系の公職多数。商工会議所や商店街が主催する商業系の講演や、自治体の職員研修で全国を奔走している。NPO活動の支援に注力し、次3つのNPOでアドバイザーを務めている。NPO情報ステーション、NPOストリートデザイン研究機構、NPOファザーリング・ジャパン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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