文春文庫<br> 竜馬がゆく 〈4〉

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文春文庫
竜馬がゆく 〈4〉

  • 著者名:司馬遼太郎
  • 価格 ¥800(本体¥728)
  • 文藝春秋(2015/03発売)
  • 処暑の候!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/23)
  • ポイント 175pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167105709

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内容説明

土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。総発行部数2500万部超! 司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる!

第4巻/志士たちで船隊を操り、大いに交易をやり、時いたらば倒幕のための海軍にする――。竜馬の志士活動の発想は奇異であり、“ホラ吹き”といわれた。そして世の中は、そんな竜馬の迂遠さを嘲笑うかのように騒然とする。長州の没落、薩摩の保守化、土佐の勤王政権の瓦解。激動の時代に、竜馬はついに一隻の軍艦を手に入れた!

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

390
竜馬はようやく待望の軍艦「観光丸」を得た。外界は嵐が吹き荒れるが、まだ機は熟さない。そんな中、竜馬の盟友であった武市半平太が切腹させられた。幕府は、いつの間にか開国派に転向。薩長は依然、尊王攘夷である。大阪生まれの司馬遼󠄁太郎は、彼流の合理主義からか、どうやら薩長、とりわけ長州があまり好きではないようだ。司馬は、長州の神憑り尊王攘夷の精神が、明治維新後にも受け継がれ、やがて日本陸軍の引き起こした2.26事件から満州事変、太平洋戦争へと繋がっていったと考えていたようだ。司馬遼󠄁太郎が竜馬を好むのは、⇒2026/05/13

再び読書

157
とうとう船を操る竜馬、やはり海を利用し交易によって小国の岡豊から四国を平らげた長曽我部元親との共通点を感じてしまう

カピバラKS

132
●四巻は土佐藩で佐幕派が復権し坂本竜馬の盟友とも言える武市半平太が捕縛されるなど、狂風怒濤の展開であった。●さて本巻では、幕末のような激動期のリーダー像について、二つの選択肢を示す。一つ目は「先頭に立って時勢を切りひらいてゆく」タイプ。二つ目は「流されっぱなしになってゆく」タイプである。ありきたりな一つ目のみならず、二つ目を良しとするところこそ、司馬遼太郎の小説が凡百の自己啓発書を上回る所以だろう。●先年のコロナ渦における職場の状況を思い起こすと、実に的を得た指摘であった。2025/10/15

金吾

132
◎時代がガンガン動く中、発想が豊かな竜馬も大きく前進しています。この巻では容堂を始めとする山内侍とはかなり悪く書かれているのが印象的です。容堂は感性と感情のみの人物だったのでしょうか?2020/08/11

優希

111
竜馬の志士活動から来る発想は奇異に見られますが、時代の先を見据えているような気がします。竜馬を嘲笑うように騒然としている世間が伺えました。勤王の動きに惑うことなく、粛々と海軍を作る竜馬は己を貫く人物ですね。そして遂に軍艦を手に入れます。この一隻から新たな何かが始まりそうですね。2019/02/14

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