出版社内容情報
中場利一[ナカバ リイチ]
内容説明
笑うことのできない女と、一本気で無骨な男。東京に出て来て孤独に暮らす鏡子は、中年のアウトロー八代竜二と出会い、お互いのさみしさを埋め合うような恋に落ちる。八代は、古巣の組に復帰するため、ヒットマン指令を遂行したものの情勢が急変。鏡子の妊娠がわかり、一度はカタギの道を歩み始めるが…。不器用に生きる二人の男女をユーモラスに、切なく描く!
著者等紹介
中場利一[ナカバリイチ]
1959年大阪府・岸和田市生まれ。’94年、自伝的小説の『岸和田少年愚連隊』(講談社文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紅子
10
くじ引き本。お初作家さん。うーーーん。これは………ちょっと主人公の魅力がわからない。すぐに手が出る。お金がなくなると奥さんに売春させようとする。そんな男についていきたいと思うのだろうか…。年始めから謎である。2021/01/02
へいぞう
0
2017/05/08
ウクレレで歌う
0
母親からの精神的虐待はつらくてたまらないだろうけれど、だからって全てをそのせいにしてはいけない。不遇な生い立ちでも真面目に生きている人はたくさんいるのだから。やっぱりやくざは嫌いだなあ。2017/04/17
をねぼうかあさん
0
雨の背中、という表現がいいなあ2017/03/25
Hideo Itoh
0
笑うことのできない女と中年ヤクザが、ひょんなことから一緒に暮らしはじめ、一般人の家庭とはちょっとかたちが違うものの、不器用ながら幸せを手に入れていこうとするお話。すぐに殴りかかる粗暴な男だが「オレは暴力団員じゃない、ヤクザだ!」と言い切る心意気がいい。高校生の頃、高倉健や富司純子(当時は藤純子)の出ていた任侠映画を場末の名画座でよく観ていた。「金のために働くんじゃなく、人様のために働く」ヤクザは、じつはとても人間味があるんだよなぁ。でも、カタギには戻れない。それだけに切ない。2017/02/27




