出版社内容情報
森村誠一[モリムラ セイイチ]
内容説明
警視庁捜査一課刑事・山科正人には誰にも話せない秘密がある。休暇先で強盗グループに遭遇した女性を助け、一度きりの秘めた関係を持ったのだ。帰京して殺人事件の捜査本部に加わった山科は新宿署の牛尾刑事とペアを組む。捜査が進展し、自身の秘密と事件との関わりに気づき、「悪の本性」に目覚めたことを自覚した山科。彼を疑い始め苦悩する牛尾―。迫真の傑作推理!
著者等紹介
森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学卒。ホテルマンを経て、作家となる。’69年『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞、’73年『腐蝕の構造』で第26回日本推理作家協会賞を受賞。2003年には日本ミステリー文学大賞、’11年には吉川英治文学賞を受賞した。ミステリーを中心に、歴史小説、ノンフィクションなど多岐にわたる分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@💖ヴィタリにゃん💗
63
棟居刑事よりも牛尾刑事が好き。モーさん、今回はコンビを組んだ山科刑事に疑惑を抱くも、どうしたら良いのか逡巡する。山科刑事、もう駄目ですよ!一人目は仕方がないにしても、、、しかし、最後はやはり、、、天網恢恢疎にして漏らさずということわざを思い出した。牛尾刑事シリーズ、駅とかこれ以外にも読みたい。2024/12/16
アヴィ
0
証明シリーズ十字架シリーズと並ぶ森村誠一人気シリーズの一作であり、やはり森村誠一が生み出したキャラの中でも人気の牛尾刑事事件簿の一作でもある本作。社会悪を炙り出し、そして追い詰める一連のミステリー作品を書き続けてきた作者が、悪の条件を書くといういつもとは真逆の世界観だが、そこは森村誠一らしさ、いつもの森村誠一ミステリーワールドから外れることなく、悪の条件を揃えてゆく主人公を描き切る。2025/11/09




