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『とびこえよ、その囲いを―自由の実践としてのフェミニズム教育』
ベル・フックス【著】、里見実・朴和美・堀田碧・吉原令子【訳】
新水社(2006-11-15出版)
ISBN:4883850935
読んでいて嬉しくなる入門書『フェミニズムはみんなのもの』(新水社)の著者が、自由の実践としてのフェミニズム教育を書いた。自分の名前を全部小文字で表記する心意気にも意味がある。
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『風のめぐみ―アイヌ民族の文化と人権』
チカップ美恵子【著】
御茶の水書房(1992-12-10出版)
ISBN:4275014901
明治政府はアイヌを「土人」と位置づけ、収奪し同化させ、1990年代にはアイヌ語で会話できる人は数十人になってしまった。自分に流れる誇りをつなぐために、針を持ち続けて創作してきた闘う女性からのメッセージ。
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『ホームレスウーマン―知ってますか、わたしたちのこと』
エリオット・リーボウ【著】、吉川徹・轟里香【訳】
東信堂(1999-04-20出版)
ISBN:4887133251
家からはじき出される女たち、ホームレスは容易な生活ではなく、決して他人事ではない。ゆがんでいるのは彼女たちではなく、社会の側なのである。
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『長谷川テル作品集 反戦エスペランチスト』
長谷川テル;宮本正男
亜紀書房(1979-01出版)
ISBN:4750579017
「お望みならば、私を売国奴と呼んでくださってもけっこうです」と言葉を遺した長谷川テルは反戦活動家である。人間として本能的に平和にあこがれるとし、敵は敵国にはいないと説く。
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『何が私をこうさせたか―獄中手記』
金子ふみ子【著】
春秋社(2005-07-23出版)
ISBN:4393435109
大逆罪に問われ、1926年に獄中で自殺した著者が悲惨な境遇に抗して、搾取と貧困と差別に満ちた近代の日本を痛烈に告発。日本人が忘れかけている歴史と人間の尊厳を問う。鈴木裕子編著『金子文子
わたしはわたし自身を生きる―手記・調書・歌・年譜』(梨の木舎)もすすめたい。 |
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『おかねさん』
山代巴
径書房(1992-01出版)
ISBN:4770510128
山代巴文庫『囚われの女たち』10巻(径書房)を書き上げ、次の10巻の仕事の1冊。語れず動けない女たち、嫁と姑の世界、女は無力でいるわけにはいかない。『荷車の歌』の作者の本。
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『オーストラリア・女性たちの脱施設化―知的障害と性のディスコース』
ケリー・ジョンソン【著】、高木邦明【訳】
相川書房(2006-10-07出版)
ISBN:475010342X
知的障害とされた21人の閉鎖棟を含む生活の調査から、人間関係、望み、尊厳が浮かび上がる。 |
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『抵抗の証―私は人形じゃない』
三井絹子【著】
千書房(2006-05-20出版)
ISBN:4787300466
入所施設での非人間的な扱いに命がけで闘った著者の人生の記録。60歳を機に出版された自立活動の足跡。きちんと全ての文字にルビがふられている。千書房には光る本がたくさんある。
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『車椅子の高さで』
ナンシー・メアーズ【著】、青海恵子【訳】
晶文社(1999-12-10出版)
ISBN:479496420X
27歳で多発性硬化症となった著者の、健常者を圧倒する視点からのエッセイ集。生きる条件としての障害がつくりだす人生の異質性と、それでもなお残る同質性を、双方の側から個人として見極められるようになるしかない、とあとがきに書いた青海恵子さんは車椅子で翻訳をしている。
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