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内容説明
1941年の冬,病気の娘を元気づけるためにリンドグレーンが語り聞かせたのが,世界一強くて自由な赤毛の女の子の物語.世界中で愛されてきた「ピッピ」を,作者自身がお気に入りだったイングリッド・ヴァン・ニイマンによる挿絵と新訳でお届けします.ハチャメチャだけど心やさしくまっすぐなピッピの活躍から目がはなせません.
目次
1 ピッピがごたごた荘にひっこしてきました
2 ピッピが〈ものさがし屋〉になり、けんかをしました
3 ピッピがおまわりさんとおにごっこをしました
4 ピッピが学校へ行きました
5 ピッピが門にすわり、木にのぼりました
6 ピッピがピクニックを計画しました
7 ピッピがサーカスへ行きました
8 ピッピがどろぼうにはいられました
9 ピッピがコーヒー・パーティーによばれました
10 ピッピが人の命を助けました
11 ピッピが誕生日をいわいました
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ビイーン
25
子供の頃に読んだかもしれない。ピッピの破天荒さは愉快で世代を超えて愛されるのも分かる。2019/11/16
杏子
25
リンドグレーン・コレクションより、新訳。原著のイラスト入り。いつの時代にも、面白く読める。訳も読みやすく、こういうのだったら、今の子どもたちにも受け入れられるかな?ピッピの自由奔放さには驚かされるけれど。2019/09/16
mntmt
25
力持ちで、自由な女の子。つまり、世界最強!2019/03/13
JUN
19
2016年に出た改訂版の訳書。訳書が出たのは日本とスウェーデンの国交樹立150周年の2018年。言わずと知れた名児童書。不思議なことにどんな力持ちの大人にも警察官にも負けない、おてんばだけど、どこか大人びている9歳の女の子の話。次はどんなことをしてくれるのか期待に胸が膨らみ、目が離せないユニークなエピソードが盛り沢山。2024/04/09
オサム兄ぃ
17
仮寓先から二条城へ向かう散歩道に、素敵な喫茶店がある。映画ファンのお客さんが寄せた「ベスト20本」の投稿がファイルしてあり、とても楽しい。鑑賞本数乏しいが自分なりにリストアップしようと記憶を辿ると「ピッピ」の名が浮かんできた。世界一強い女の子が大人たちをキリキリ舞いさせる物語に「映画って、すごいなぁ」と感じたのだった。原作を読みたかったが、バカチン小学男子は女子が主人公の本を親にねだるのに抵抗があり、それきりに。約半世紀を経て手にした本は、子ども時代のハチャメチャな印象そのままの面白さだった。2021/11/15