死にたがりと雲雀(1)

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死にたがりと雲雀(1)

  • 著者名:山中ヒコ【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2014/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063806939

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内容説明

朽木(くちき)――過去にいわくありげな、一人の浪人。雲雀(ひばり)――家に居つかぬ父を待つ、長屋の少女。朽木が荒れ寺に開いた寺子屋に、雲雀が通いはじめ、二人は次第に心を通わせるようになる。だが、雲雀の父が起こした事件によって事態は急転。雲雀は朽木に罪をかぶせようとするが……!? 俊英・山中ヒコが描く、欠けたる者同士が寄り添って生きる、江戸・下町の人情譚。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じぇりい

100
ちょんまげはそんなにだめなんですかねー?私は好きですけど(^_^)雲雀のこれからとか、朽木や彼のことを知っているらしい細目との関係など、話はまだまだこれから。長屋の人たちの見守りが暖かい。安兵衛、ええやつやんかぁ。カバーしたのオマケも楽しませてもらった。2014/05/15

どんぶり

64
なんという作品なんだ…!あんまり読んだことのないジャンルというか内容というか。突然やって来て寺子屋を始めた浪人「朽木」と、父が盗っ人で罪人になり島流しされ母もいない「雲雀」の物語。家族の愛を知らずに育った雲雀が、父の気を引くために家事を一生懸命覚えようとしたり、盗っ人の娘というだけで冷たい眼差しを向けられても堪えたりするという健気で強かな姿に心打たれ、何度も涙が出そうになりました。なんて子なんだ雲雀。朽木さんもまだ多くは語られていませんが、何やら秘密があるよう。死にたがりとは?寺子屋の竜二が可愛いです。2014/05/17

wata

63
両親がいなくなり一人ぼっちの雲雀。しかも父親は…。同じ長屋の人達もいい人だけど寺子屋を開いた浪人朽木はとても優しく…。彼は過去に何があったんだろう。2016/10/11

くりり

50
続いて時代物、雲雀ちゃんが健気で可愛すぎる。予想外に優しい人達の長屋~ズ、寺子屋の朽木は微妙に胡散臭いんだけど、過去に何があったんだろう?2016/10/29

exsoy

43
雲雀の今も辛いし先生の過去も気になる。いろは歌を考えた人は本当すごい。2017/05/31

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