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内容説明
顔の見えない殺人鬼「死番虫」との対決を決意した、天野。「死番虫」の正体かもしれない、死んだはずの麗子。天野は麗子の写真を手に入れるため、テツオと共に瀬戸内のとある島へと向かう。しかし、一見平和なその島で天野達が見たものは、古来受け継がれる秘密の因習。今も繰り返される悲劇の掟・・・・・・その真相に触れてしまった天野達に、島民は、本性をむき出しにする・・・・・
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
38
孤島での哀しい因習から、殺人倫理へ。時計塔での容疑者の写真を追いながら、物語はヒートアップ。頼りないが洞察力はありそうな山科刑事を仲間に加え、天野とテツオは危機を乗り越えられるのか。面白くなってきたぞ。2016/06/18
exsoy
36
男装の麗人のふんどし2014/06/20
カラシニコフ
33
良いね、色んなトコ行きながら次第にヒント集めてくの。なんとと探偵小説的な。あと、ようやくこれ、ヒーローヒロイン逆転なんやね、と気づく。天野がヒロインでテツオがヒーローやな。 ★★★☆☆2016/02/17
急いで突厥
31
新刊発刊に伴って再読。 麗子の写真を求めて瀬戸内海のとある島へと向かう天野。 そこは悲しい因習に囚われた島で、事実を暴いたため天野は殺されかける。2013/06/03
たべもも
27
★★★☆☆。時計塔事件の真犯人を探す事になった天野とﾃﾂｵが行く先々で新たな事件に巻き込まれる。途中から刑事の山科も加わり、最後の辺りはまるで生け贄探し。凄い展開だ…。本当は女性のﾃﾂｵが男装してるのは何故？謎ばかりです。2015/01/14
