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内容説明
イギリス研究に半生を捧げてきた著者が、自らの滞英体験に基づきながら、彼の地に残る不可解な生活習慣の由来をさぐり、伝統を重んじる国の奥深い魅力を紹介する。
目次
1 初対面の挨拶は「アカサカミツケ」
2 ジャケットを着たジャガイモ
3 二階をファースト・フロアと呼ぶ
4 サンタはなぜドアから入らないか
5 足も口ほどに物を言う
6 カントリー・ハウスは豪華な大邸宅
7 俄雨が降っても洗濯物は取り込まない
8 娘には姓を付けない時代があった
著者等紹介
東浦義雄[ヒガシウラヨシオ]
北海道函館生まれ。1938年、早稲田大学文学部英文学科卒業。53~54年、英国エディンバラ大学文学部英語専攻科に留学研修。現在、早稲田大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
5
★3点位。すんなりと頭に入らなかったのが難点。イギリスの地理は良く判らん。2019/03/08
Koning
3
スコットランドはエジンバラに戦後直ぐに留学して以来英国とかかわり続けてきたという英語の教授の随筆。今の英国やスコットランドを知るというのは無理だけれど、古きよきさまざまなものが残っていた時代を知る人々のことを知るには良い本。建物の階数の呼び方、なぜ土足といった文化の違いを今とは違い大きな衝撃を持って受け止めた人なのだなとか、楽しい。ただ、サンタクロースの話で赤いのはコカコーラのキャンペーンが原因ってのが最近の定説ですが、それはご存知ない様子。2012/07/21