出版社内容情報
水生大海[ミズキ ヒロミ]
内容説明
東京・立川で発生した女子高生モデル殺人事件。昇進を懸け、一心不乱に捜査する刑事の兄と、独自の情報網と行動力で解決しようとする高校生の妹。だが、ふたりを待ち受けていたのは驚愕の結末だった―。家族と仕事の在り方を問う、緊迫のサスペンス!
著者等紹介
水生大海[ミズキヒロミ]
三重県生まれ。2005年「叶っては、いけない」が第1回チュンソフト小説大賞ミステリー/ホラー部門銅賞受賞(亜鷺一名義)。’08年『少女たちの羅針盤』(原題「罪人いずくにか」)で第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作受賞。’09年に同作でデビュー。’14年、「五度目の春のヒヨコ」が第67回日本推理作家協会賞短編部門の候補作になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しんたろー
221
水生大海さん初読み。「イヤミス」との声が多くて、怖いもの 見たさで読んだが、想像していた程は嫌な感じはしなかった。 刑事の兄・正義と歳の離れた妹・優羽を中心に猟奇殺人の謎が 解かれてゆく物語は丁寧に伏線が張られていて心情も無理なく 描かれているので読み易くて、ミステリとしては真っ当な創り だと思った。正義の独善的で子供っぽい性格が好きになれない のだけが読んでいて嫌だったが、それも水生さんの計算だった のだと最後に気付いた。ある意味、痛快な終わりとも言える。 それにしても、やっぱり女子高生は怖~い(笑)。2017/06/19
🐾Yoko Omoto🐾
176
読み終えて茫然の一作。両親の離婚後、それぞれ父方母方へ引き取られた、刑事で兄の正義と女子高生で妹の優羽は、母の自殺を機に10年ぶりの同居へ。地元で女子高生の殺人事件が起こり、妹は兄への協力を惜しまず、兄は署に内密で妹のネットワークを最大限利用しながら捜査は進む。正直、事件の構図はさして珍しくもないなと思っていた。だが、真相からラストへの"そこではなかったのか"という驚きが、タイトルの「だからあなたは殺される」に直結し、著者の巧妙な伏線を思い知ることになる。全く想定外の結末に驚愕させられる喜びを堪能した。2017/04/01
いつでも母さん
174
強烈なタイトル。なんとなくいや~な感じはするものの、身元不明の女子高生殺人事件が発生し、ゆっくりと話は進む。気づいたときには何かがヅレていた!認知症の昌男まで消されるかと心配したが、嗚呼、こうきましたか。あまりに自己防衛の為とはいえ、惨い。いや、情状酌量の余地は私はあると思う。子は親を選べない。親の都合で振り回されるのは常に子供だ。が、しかし、優しい羽と書く名前の妹よ。明日のごはんが食べられれば幸せだと云う美樹よ。二人が会える未来はあるのだろうか?ざらつく読後感だった。2017/04/02
machi☺︎︎゛
141
母親が自殺をしたのをきっかけにしばらく会ってなかった妹、優羽と一緒に住む事になった刑事、正義。すぐに殺人事件が起こるけど、その情報を優羽にだだ漏らす正義。自分の出世の為に妹を利用する嫌なやつって思っていたけど実は本当の悪党は違った。色んな情報が沢山盛り込まれていて惑わされたりしたけど最後にやっと全ての意味が分かった。2020/11/06
fwhd8325
135
おもしろく、物語の続きが気になるのに、ページが進まない。読みながら、物語は進んでいるのに、なんだか袋小路に填まってしまったような感覚です。なかなか、盛りだくさんの内容を、私自身が消化しきれなかったのかもしれません。 2017/07/24
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- 和書
- 猫の時間 光文社文庫




