内容説明
ミステリーの舞台となる「現場」は偶然に選ばれたのではない。廃墟と化した島、迷路のごとき鍾乳洞、湖底に沈む村、趣向を凝らした館…。そこには作家を刺激する特殊なオーラがあって、「創作という犯行」を行わせるのだ―。古今のミステリーに精通する作家・有栖川有栖が全国を巡り、22ヵ所の「現場」が今なお放つ戦慄のオーラを五感でとらえる。写真多数収載。異色の紀行エッセイ。
目次
セピアの島の幻想
マジック・ブリッジ
即身仏の沈黙
横溝正史への旅
幻影城のある街
断崖の終章
沈める村
水底の摩天楼
神と星の祭り
ロスト・イン・ザ・ミスト
観念の肖像
灯台へ
白い塔の記憶
巨星のふるさと
オホーツクの罠
トリックがいっぱい
騙し絵奇譚
桜の樹の満開の下には
迷いの森
建築探偵入門
恐怖の病棟
砂丘のシュルレアリスム
ミステリー列車で行こう
著者等紹介
有栖川有栖[アリスガワアリス]
1959(昭和34)年、大阪生れ。同志社大学卒。書店勤務を経て、’89(平成元)年『月光ゲーム』でデビュー。作風から「日本のエラリー・クイーン」と呼ばれ、ロジカルな謎解きには定評がある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
63
「あらゆる道を歩いた者」、あるいは、「あらゆる町を訪ねた者」できるなら目指したいものだ。2015/04/22
takaC
50
亀嵩駅での写真を見ると、有栖はPRKの偉い人みたいな感じに写ってる・・・2016/08/30
アキ・ラメーテ
48
有栖川有栖さんがミステリーの舞台となった場所や、作家にインスピレーションを与えた場所を旅した紀行エッセイ。軍艦島、ダムに沈んだ村、巨大な橋、樹海、寝台特急、崖、灯台、洋館など。他にも江戸川乱歩邸の蔵や、横溝正史の岡山など作家ゆかりの地も巡っていて、それぞれ舞台となった場所に関連する小説も紹介されているので読みたい本が増えました!2016/02/19
J7(読メ低浮上中)
36
≪」旅へ出よう。どこへ?(中略)でも、せっかく行くのなら、ちょっと変わったところがいいか。そりゃ、やっぱり。「へえ、そんなところへ」と言われる旅がしたい。≫ うーん、この序文でやられてしまった。有栖川有栖さんによるミステリツアー紀行文。軍艦島から始まり、日本各地、数多の推理作家たちのイマジネーションを刺激してきた秘所をめぐる。わたしも旅行に行くとき、普通よりも変わったもを見たり体験したい!という目的で旅先を計画したりするので、本書はエッセイとしても旅行本としてもわたしのどストライクなのですよ!(→)2016/07/13
林 一歩
22
暇潰しには最適。それ以上でも以下でもない。2013/08/11




