内容説明
勉強にバイトにサークルに、もちろん彼氏だって…。そんな明るく楽しい毎日ならいいけれど、現実は、悩んで、転んで、落ち込んで…、思い通りにいかないことばかり。京都のど真ん中、同志社大学松蔭寮で寮生たちのドタバタに長く寄り添ってきた名物「寮母さん」による、不器用な生き方の道案内。
目次
松蔭寮ってどんなとこ?
しんどさをかかえながら
阪神大震災のときには
汚部屋ランキング
「仕事」を見つける
留学生たちと
日本の外に出てみたくて
わたしの「大学生活の迷い方」
著者等紹介
蒔田直子[マキタナオコ]
1954年静岡市生まれ。1979年、同志社大学文学部卒業後、同志社大学松蔭寮の「寮母さん」として三十数年寮生たちと過ごしてきた。在日コリアン女性たちの「九条オモニ学校」や「国際結婚を考える会」「ピースウォーク京都」など、さまざまな市民運動に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ステビア
17
書店で見かけて気になってたんだよね。同志社の自治女子寮で営まれる人間ドラマ。最後は少しホロリとさせられます。なかなか良い。2015/02/01
こうちゃ
16
同志社大学松陰寮の寮母さんが綴った、女子寮ドタバタ日記。三十数年間寮母として関わった、たくさんの愛すべき大学生たちとの生活。元寮生の手記や、インタビュー形式で当時を振り返る。〔汚部屋ランキング〕が面白かった。2014/11/25
ヒラP@ehon.gohon
11
タイトルから想像した、大学生活の迷い方に法則性はなかったけれど、大学というところは迷う場所であるらしい。特に寮という場所は凝縮された迷路でしょうか。(ちなみに大学で働く私は、迷うのは学生だけではないことも知っています)一読に値する本でした。2015/10/15
あかつき号
8
初著者。 面白かった。強烈なジェラシーを押さえきれない。 私ももしかしたら松蔭寮に住んでいたかもしれない。その可能性を私は家庭の事情というもので、いとも簡単に投げ棄てたのだ。 もちろん、投げ捨てた道に現れたもうひとつの大学生活も楽しかったが、青春特有の輝きを語られると歯噛みしたくなる。懐かしく、また奮起させられる1冊だった。2015/01/30
しゅんぺい(笑)
4
んー、期待して読んてみたけど、まとまりがなくて、すごく読みづらかった。 この著者が書いてあるとこなのか、紹介されている生徒がいま振り返って書いているのか、が読んでいて途中までわからず。 もうちょっと「ドタバタ」な話を期待していたのですが、内容としても特にそういうものでもなかった。2014/12/12