錯視研究の第一人者による最適の入門書。オリジナル図版を満載し、読者を不可思議な世界へと誘う。

鮮烈な存在感を示す19世紀末イギリス芸術雑誌『ザ・ポスター』を全号復刻。収集に値する芸術品としてのポスターを評価した最初の雑誌。

56の漢字を楷書と創作書という2つの形で見ることができ、漢字の持つ、形態の面白さや魅力を体感できる他にない一冊。

艶本研究50年、未開の沃野に挑んだ著者のライフワーク。海外でも評価の高い江戸艶本、浮世絵学の決定版。時代考証の第一級資料。

世界最大規模のアウトサイダー・アート美術館である「アール・ブリュット・コレクション」所蔵作品と、日本の作品を併せて紹介。

子どもたちの絵が2日間の授業でがらりと変わり、格段にうまくなった！　NHK「課外授業・ようこそ先輩」で話題の絵の上達法。

美は自然に学べ！ 自然と触れ合うことで美的感性が磨かれ、素晴らしい絵が描けるようになる。ダ・ヴィンチ博士流絵画教室の完成版。

芸術は人間にとって何故によろこびであるか。人間とは何かを疎外論の視点から問い直し、そのかかわりから芸術の本質に迫る。

パルテノンの対称性など視覚芸術を対象に、芸術におけるシンメトリー、プロポーションといった数学的概念の役割を探る。

児童心理学の専門家が数々の具体例を通して、子どもの絵に表れる、豊かで複雑な内的世界を解読する。

４人の研究者が、モダニズム後の世界、主体の喪失と透明化、文化資本主義と身体、テクストの解体、などの観点から議論する。

ヴェルヌイユのデザイン論とその実践された作品を日本で初めて紹介。貴重な図版多数収載。2013年第34回ジャポニスム学会賞受賞！

挿画のある岩波文庫120冊以上、図版270点以上を掲載したエッセイ。古今東西名作の新しい楽しみ方を紹介する。

ユーモア・エスプリ・お色気……戦後に花開いた大人の文芸を紹介。もう一つの昭和戦後史を浮き彫りにする魅惑のブックガイド。

伝説の美術家による恥をテーマにしたエッセイ。政治のポップアート化を目指した都知事選出馬など抱腹絶倒のエピソードが満載。

絵画の原点にして究極といわれるリアリズム絵画。その第一人者が、その実践と哲学を綴ったこれまでにない本格的指南書。

エッシャーから岩井俊雄まで。科学と芸術の境界領域アート＝メディア・アート紹介の第一人者が、その半世紀の歴史を証言する貴重な一冊。

世界一美しい『赤毛のアン』の島のすべて！「選び抜かれたカラー写真192点と7章の物語。20年間撮り続けた想いを込めた決定版！

一生のうちに知っておきたい、芸術の世界を知る道しるべになる芸術教養シリーズ。日本、アジア、ヨーロッパ、近現代、それぞれの『芸術史』全16巻がそろいぶみ。１・２ 日本の芸術史 造形篇(I) 978-4-344-95160-0 (II) 978-4-344-95164-8３・４ アジアの芸術史 造形篇(I) 978-4-344-95161-7 (II) 978-4-344-95165-5５・６ 西洋の芸術史 造形篇(I) 978-4-344-95162-4 (II) 978-4-344-95166-2７・８ 近現代の芸術史 造形篇(I) 978-4-344-95163-1 (II) 978-4-344-95167-9９・10 日本の芸術史 文学上演篇(I) 978-4-344-95175-4 (II) 978-4-344-95176-111・12 アジアの芸術史 文学上演篇(I) 978-4-344-95177-8 (II) 978-4-344-95178-513・14 西洋の芸術史 文学上演篇(I) 978-4-344-95179-2 (II) 978-4-344-95180-815・16 近現代の芸術史 文学上演篇(I) 978-4-344-95181-5 (II) 978-4-344-95182-2

印象派の画家たちが意図的に描かなかったものとは―。驚愕の事実を、風俗史の角度から、全頁に収録された図版とともに読み解く。

ことばとイメージの連関の効果を、その原理、小説の映画化、「物語る絵」のナラトロジー、小説と挿絵という4点から論じる。

等閑視されてきた色彩の観点、つまりフォーマリズムではなくカラーリズムの観点から、近代における芸術を論じる画期的論集。

先史時代から現代まで、3万年にわたる人類の美の歴史を見通す時代別編集で、全28巻に掲載された作品点数は14000点に上る。

各時代を代表する名品から未知の逸品まで、9600点以上を収録。空前の収録作品を体系化した全集。

廃屋での展覧会、野外での作品展示や芸術祭などアートと市民の接点を生み出したプロジェクトの数々を、実践の現場から解説する。

原作尊重主義とリアリズム、新しい演劇理論で絶大な評価を受けた人物は、なぜ後年ポルノ映画を作り続けたのか。奇才唯一の評伝。

デビュー以来、批評、風刺溢れるセンセーショナルな作品を発表し続ける会田誠。その全貌を検証する、同名展覧会公式カタログ。

国際的に名高い同名写真雑誌の創刊10周年を期に、掲載作品から423点を選抜。サリー・マンや志賀理恵子ほか131名の作品を掲載。

新発見資料を駆使した解説コラム20篇により、「植田調」という概念に新風を吹き込む画期的作品集。生誕100周年記念刊行。

伝統的な京菓子を現代の感性で包み込む。見て楽しい、食べて美味しい。日常のひとコマを愛らしい意匠に仕立てた約80点を収録。

地上の価値観から離れて考える、新たな時代への質量変換。「反重力 浮遊|時空旅行|パラレル・ワールド」展公式カタログ。

260万余点の標本が眠る京都大学地下収蔵室の、知のワンダーランドを初公開。 美術作家・伊藤存によるスケッチも収録。

NASAの火星探査機MRO搭載の高解像度カメラが捉えた、その複雑で起伏に富んだ地表。神秘的なイメージを換気させる画期的写真集。

圧倒的超絶技巧による時空混在の洛中洛外図、新作の平等院襖絵、武者絵、素描などを収録。8年ぶりの最新作品集。

デザイン、アート、建築など、幅広い領域で世界に大きな影響を与え続ける吉岡徳仁の、すべてを集成した初の本格作品集。

津波の後に残された“町のカケラ”を組み合わせ、子どもたちが作ったガレキのオブジェ。笑顔と想像力の詰まった約200点を紹介。

魚拓特有のリアルな質感、アート性を意識した鮮やかな色合いで描いたカラー魚拓55作品を収録し、製作過程も紹介した画集。

甲殻類の細部を極限まで描写した細密画を収録。生物学的解説を付し、製作過程・作画技法も掲載した博物画図鑑。

古今東西のだまし絵作家20人の傑作を収集。オプティカル・イリュージョン・アートの摩訶不思議な世界へみなさまをご招待します。

「美術館は感性のエステサロン」と唱える著者が、東京都現代美術館が収蔵品から約60点をとりあげ、分かりやすい切り口で語る。

活字、新聞紙、鳥――東京大学総合研究博物館で展示の可能性を追求し続ける著者の、思考と活動の記録。図版多数。装丁美麗。

武将の子として生まれ、浮世絵の祖ともされる岩佐又兵衛。個性的かつ斬新な表現が魅力の絵巻をノーカット・フルカラーで満喫できる。

正統派の技巧とラファエル前派の甘美な抒情を併せ持つ、ヴィクトリア朝人気の画家。幻想的な作品を、題材とした神話や伝説と共に余すところなく紹介。

日本の仏教美術史上、最も優美で贅を尽くしたのが浄土教美術である。本書は背景にある思想を解明し、造形美術も出来る限り掲載。

20世紀最大のイラストレーター、ビアズリー。25歳で世を去った天才の画業から、グロテスクながら流麗な美しさに溢れる傑作を厳選。

乳白色の肌の裸婦像でパリ画壇に躍り出た画家の、その後40年以上にわたる驚くべき多彩な画業の全貌。日本滞在中の傑作も多数掲載。

現実社会に対する批判・改良・転覆の力として湧出したユートピア的想像力の歴史的系譜を、美麗なカラー図版を駆使し平易に紹介。

音楽家の家を訪ね、名曲の生まれた背景を、美しい写真とともに紹介。モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンなど23名を収録。

ノーベル文学賞受賞作家ギュンター・グラスが贈る、日本初の水彩画+詩集。独特な詩の世界を楽しむことができる珠玉の一冊。

ミュシャ、マグリット、モロー、モリス、デ・キリコなど、個性豊かな14人の画家と彫刻家の住まいを、美しい写真とともに紹介する。

世界の発掘現場を撮影した写真家による考古学図鑑。エジプト古代遺跡、ナスカの地上絵、化石など大判写真で冒険家の気分を満喫！

美術館には何がおいてあるの？館長の仕事って？美術館に関する様々な疑問を楽しいイラストとともにまとめたミュージアムガイド。

イタリア・ルネサンスを代表する画家、ラファエロの躍動感あふれる絵と、その数奇な運命を綴るアート絵本。好評シリーズ第7弾。

日本の伝統行事である「遷宮」という営みに秘められた日本人の根底に流れる「承」の心を、漫画家の井上雄彦氏が書き下ろしの絵やスケッチ、エッセイや対談などで解き明かしていきます。

偉大な建築家の足跡を辿り、生み出した漫画家・井上雄彦氏のイラストや実験的作品50点超を収載。スペインでの取材映像に描画プロセスやインタビュー動画も加え、井上氏の“深化する表現”と創作過程を明らかにした。

イタリアレッジョ・エミリア市の幼児教育書。子どもたちの驚き、発見に耳を傾けるレッジョ教育の包括的な基盤となった名著。

『0円ハウス』坂口恭平の初ドローイング集。作品の解説や現在の見解を昔のおもちゃを整理するような感覚で書き綴った一冊。

一度は行っておきたい、日本のアート空間54か所を紹介。アート空間を楽しむためのミュージアムガイド。

現実と架空の間を自由に往来しながら、詩情あふれる豊かな映像作品で知られるフィオナ・タン。本書ではその多彩な作品を紹介。

国際的な現代美術の展覧会から斬新な企画を発信し続け、独自の存在感を放つワタリウム美術館。その創設から現在までの活動史。

肖像画？ 遺影画？ 似顔絵？ 夏目漱石から中上健次まで222人の物故作家たちが、文学全集から飛び出し、自由に大きく伸びをする。

たとえ贋作でも「来歴」さえあれば売買は成立する。驚くべき方法で美術史を捏造し、美術界を震撼させた事件のドキュメンタリー。

麻薬や犯罪に絡む危険な裏社会と結びつく美術品盗難。事件に巻き込まれた学芸員の立場からその実態を訴え、問題点を考察する。

世界で一番売れている美術史本。難しい専門用語なしで、話しかけるように物語っている本書は、教科書としても採用されている。

ミニマリズムの発祥から現在に至るまでの流れをまとめた1冊。総勢24人のアーティストの作品を掲載。

初期のランドアートから、環境に基づいた現代アートや環境アート作品を包括的にまとめた1冊。

メディア史を自在に横断しながら、デジタル転換後の視覚文化の新しい風景を提示する、ニューメディア研究の必読書。

アートへの公的な財政支援は必要か否か。多彩な事例とさまざまな論点から迫る。

木版画作品600余点とエピソード・資料でづづる、自伝的作品集。第47回造本装幀コンクール日本書籍出版協会理事長賞芸術書部門受賞。

明治から現代までに出版された絵本約600冊をオールカラーで紹介する目で見て楽しむ絵本コレクション。

ホスピスでの実践、障害者の創作現場などの取材から新たなケアのあり方を模索する。第39回泉鏡花記念金沢市民文学賞受賞。

武蔵野美術大学「イラストレーション」の授業を誌上で再現。見えるかたちのすべてを〈線〉で描けるようになりたい！著者渾身の遺作。

武蔵野美術大学基礎デザイン学科設立以来、主導的な立場にあった著者によるデザイン哲学・四十余年の集大成！第8回竹尾賞受賞。

博物館の資料保存はいかにあるべきか。東京国立博物館が実践する、診断・予防・修理一体の「臨床保存学」。

新しい美術館を模索して生まれた数々のワークショップ。「日常と美術」をテーマに学芸員と横尾忠則はじめアーティスト達が綴る！

美術教育が担うべき真の役割とは？　チゼック、リード、山本鼎、岸田劉生……先人に学び、美術教育の将来を展望する。

美術教育の実践者による50もの事例から、しなやかな美術教育、これからの美術教師を模索。図画工作・美術の教員を目指す人へ。

3歳から学齢前までの園児の造形教室の一年の制作指導と、園児の作品がアートトリエンナーレに参加するまで。創作ヒントが満載。

父子二代にわたる彫刻家の葛藤、慈愛、格闘。パリ、ローマと大阪で、戦後現代彫刻界を垣間見る236通の往復書簡集。

夏目漱石には建築家になりたかった理由がある。それは？「文学と建築」や「文学とデザイン」の意外な関係を紐解く。