『吉本隆明 五十度の講演』ギネス認定&DVD『吉本隆明 語る』発売記念
「紀伊國屋書店スタッフによる『五十度の講演』徹底解剖!」インタビュー
【その5. スタッフが語る『五十度の講演』の聴き方】
――大籔さんは、昨年この『五十度の講演』を全部聞かれてレビューを公開しましたけど、普段はどんな風に聞かれているんですか。
大籔
私は普段iPod Suffleで聞いています。iPod Suffle、これを聞くためだけに買いました!
――大籔さん、これを聞くためにどれだけ投資しているんですか(笑)!
大籔
『五十度の講演』、パソコン、iPod Suffle……(笑)、まぁそんなところです。
ただ、このiPod Suffleは1GBの容量なので、全部は入らないんです。だいたい30講演分くらい入るので、一通り聞いて大体分かったな、と思ったらPCでまた外して入れ替えて、という風にして聞いています。
――iPod Suffleということは、シャッフル再生ですか!?
大籔
最初は頭から順番に聞いていきました。それで一通り順番に聞き終わった後、今は通勤の時や、散歩している時、シャッフルで再生して『五十度の講演』吉本隆明イントロクイズをやったりしてます(笑)。
音楽も入れていることもあるので、たとえば今であれば忌野清志郎さんの次に吉本さんが出てきたりもしますよ。
小笠原
全部を2巡聞いている人って、たぶんなかなかいないですよ!
大籔
2巡目はもう終わっているので、正確には今3巡目ですね。
あとは家でパソコンをやることも多いので、iTunesで再生して聞いたりもします。
小笠原
BGM代わりに『五十度の講演』ですね(笑)。
――さらに、「ほぼ日」さんのお話だと、iTunesには歌詞の表示方法があるとか。
大籔
ええ。そうなんです。これ、私も最近伺うまで知らなかったんですけど、とても便利な機能なのでおすすめです。
iTunesでそれぞれのチャプターを選んで、上の「ファイル」メニュー(又は右クリック/macならcontrolキー+クリック)から「プロパティ」(macなら「情報をみる」)を選ぶと別ウィンドウが立ち上がります。ここで「歌詞」を選ぶと、それぞれの講演ごと、ブックレットに書いてあるまとめのメモを読むことができるんです。
※写真はmacの画面です。 ※画像クリックで拡大します。
つまり、音源だけでなく、このブックレットもipodで持ち歩けるというわけです。
MP3版をお選びの省スペース派にはたまらない機能だと思いますよ。
普通のiPodや携帯プレイヤーでも「歌詞機能」表示があるものであれば大丈夫のようですので、お持ちの方はぜひ試してみてください。
――iPodがあれば、あのブックレットの要約を外出先でも見れるってことですか。これは確かに便利そうです。
2009/07/21
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