内容説明
女将のお滝が作る賄の美味さに、小さな米問屋・熊野屋に居ついてしまった百地市太郎。ある日、大店に賊が押し入り大金を奪った上、主人から奉公人まで皆殺しにする事件が起きる。その店は熊野屋の大得意。ただの盗みか怨恨か――。義憤を感じた市太郎は事件解決のため動き出す。先祖伝来の鉄拳、煙幕、棒手裏剣で悪党成敗! 最強義賊シリーズ第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
80
怪盗鼠推参(二)二代目鼠小僧の市太郎さんちょっぴりドヂぽいところがあるが、庶民を泣かせる悪徳商人と幕府の悪人を懲らしめる痛快ですね、市太郎さんに助するお藤さんとの息もピッタリ良いですね。2018/07/14
ひさか
4
2018年6月幻冬舎時代小説文庫刊。書下ろし。シリーズ2作目。正義の心根はあるが、少し間抜けなところのある鼠という感じの話が、前作から続いています。判断がつかない面白さというところかな。2018/08/02
goodchoice
4
稲葉さんお得意のおせっかい物で、個人的にとっても好きです。内容はまあまあかな。2018/08/01
犀門
3
No.151★★★★☆2018/08/17