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内容説明
4人家族に戻った一家の、世界をマタにかけた大騒動。夫婦がパワフルなら子供もパワフル。鴨ちゃんとの輝く日々を描いた描き下ろしを収録! ※単行本の対談企画、合作企画は、電子書籍版には含まれませんのでご了承ください 《16年続いた「毎日かあさん」もついに連載終了!! 卒母した西原先生の新連載『りえさん手帖』は2017年10月2日スタート!》
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
42
どんな夫や妻でも終わりよければ全て良し。ガンを患った後の最後の日日が全てを浄化してくれたのかもしれません。2016/08/03
ネギっ子gen
40
あれ、離婚したのはいつ?とバックナンバー辿っていくと、1巻目早々の『カニ母編』。それも、帯にデカデカと「家族円満マンガを描いていたら、連載中に離婚してしまいました(笑)」。そうでした。で、本編。「ながいけんか」(by長男)の末、「元夫は、こんどこそどうにか、お酒をやめられそう」と出戻ってくる。「癌」という病魔を手土産に。『さいごに』が良かった。鴨ちゃんの最期。「20年間ウソ話ばかり作ってきたのに、私は、この日のために自分の子供にするウソを用意してない」と項垂れている母親を笑わせようとする2人。泣かせる。⇒2020/04/30
まあちゃん
40
鴨志田穣さんの「酔いがさめたら家に帰ろう。」とセットで読んだ。アルコール治療のあとの続きがここには描かれていた。最後の半年、家族みんなで過ごした楽しい時間が描かれている。家族で海外旅行にも行った。なにより最期までシラフで家族と過ごしお別れができた。お父さんエピソードの他、子供やママ友ネタがすばらしくおかしい(笑)西原さんの懐の深さ、愛の深さがにじみ出ていて、笑ったあとにしみじみとした感傷にひたった。角田光代さんが著書のなかで紹介してくれた2冊。あっという間に読了なり。2014/07/07
林 一歩
39
好きを嫌いになるのはむずかしいなぁ〜…という西原の名言があるが、女性では珍しく過去の恋愛を『上書き保存』しない度量の大きさが如実に描かれた、おそらくこのシリーズでの最高傑作。どんなに心が荒んでいても、これと『ぼくんち 3巻』もしくは『パーマネント野ばら』を読むと号泣してしまうので、ある意味、人の心を取り戻したい時に読む聖書みたいなものです、私にとって。2014/05/26
ゆにこ
36
旦那さんとのお別れの話は涙が出ました。二人で背中を向け合ってする最後の会話のページがほんとに辛かったです。2014/06/15