内容説明
本当の面白さが味わえる決定版「三国演義」!劉備は単なる“仁”と“義”の人ではなかった――。中国人の生活と発想の根底に横たわる、道教の視点を導入し、物語の歪みを糾(ただ)す初の試み。これまでの儒教臭の強い描写を改め、英雄豪傑が等身大の姿で、生き生きと甦える。これぞ痛快無比の三国志の世界。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
3
どちらかというと劉備より張飛を主人公とした三国志演義。1巻は呂布滅亡まで。若干軍師的な立ち位置にいる冷静な張飛だったり、関羽とともに呂布を雑魚扱いしたり、趙雲が一世代若い感じの僕っ子だったりといろいろ手を加えられてたりしますが、基本は三国志演義。陳宮は呂布のところにもおらず行方不明。。。やはり三国志は面白い。2020/03/31
m.murasaki
2
前書きがながい。ひねった人物造型はこの作者らしいかな。呂布がいかにも最強と描かれてないのが印象に残った。あと張飛が以外と考えてたりして面白いですね。2009/05/30
inami
1
三国志、著者に関わらず文句なく面白い。2003/03/11
まきまき
0
「ねこ戦」のせいか、三国志熱が再燃中(笑) この本は、ストーリー描写が簡潔で直訳ぽいけど、登場人物のセリフは実にフランクで独特(笑)数ある三国志のバリエーションのひとつとして楽しみたい。絶版本が簡単に読めて、電子はありがたいなー。 この本の特徴としては、張飛がクレバーな感じ(笑)2016/10/24
気まぐれ天使
0
32013/07/02