ハヤカワ文庫SF<br> レッド・ライジング 火星の簒奪者

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ハヤカワ文庫SF
レッド・ライジング 火星の簒奪者

  • 著者名:ピアース・ブラウン【著】/内田昌之【訳】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 早川書房(2015/04発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150119942

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内容説明

最下カースト・レッドの人々は、人類の未来のため火星をテラフォームしていると信じ、地下で過酷な労働の日々を送っている。だが この偽りを知ったレッドの少年ダロウは、復讐を誓い、徹底的な肉体改造を受ける。神のような肉体を持つ支配階級ゴールドの一員になりきり、次代の艦隊司令官や惑星総督を選抜するエリート養成校に潜入するのだ。少年の壮絶で凄惨なサバイバルが始まる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わたなべよしお

14
 いやはや。何とも面白いねぇ。特に設定が秀逸だ。エンターテイメントとしては最上級の部類だろう。読了直後の感想は、早く続きが読みたいだった。だって、物語はまだ始まったばかりだから。2015/02/26

みろ

13
最下層階級の主人公が世界のからくりを知りレジスタンス組織の一員となって最上層階級に入り込んで世界の仕組みを変えようとする壮大な物語のプロローグ。最上級ゴールド階級の養成学校の教育がなかなかアナログで、ひ弱では生き残れない過激なカリキュラムなのが理にかなっている気がした。2016/06/30

わたなべよしお

13
 この本も尻切れトンボで終わりかなと思っていたら、6月に1年4カ月ぶり続きが出版されるので再読。あまり深みはないエンタメですが、面白いのは面白いですね。2016/05/17

海宇未悠(うみゅみゅ☆)

13
火星版「エンダーのゲーム」の文字に惹かれて購入。あと、SF版「ハリー・ポッター」とも言われていたけれど、そこに「ダークな」と付け加えたい。主人公は、火星で穴を掘る開拓者の少年。愛はあるけれど、安全と清潔と健康と食料と、色々な物が不足している環境で、逞しく生きていた。けれど、権力の前に彼らは無力だ。どうしようもなく打ちのめされた後、彼の運命は突然、思わぬ方向に流れだす。登場人物を覚える間もなく、彼を取り巻く環境は変わっていく。ただ面白いだけではなく、本当に続きが気になる。できる事ならアニメで見たいw2015/03/08

紫伊

12
厳格な階級分けされた世界で最下層に生きる主人公。愛する人の死をきっかけに階級制度をのし上がって行くと言うとよくあるように聞こえるけれどその方法や上に立つ者たちのレベルが桁違いでページを捲るたび驚きが待っている。ゴールドと呼ばれる最高層の人達のそう呼ばれるが故の強さ。訓練校での課題の重さ。学園ものとは思えない血みどろさと利害関係重視。でもそんな中でも生まれるものや突き進んで行く姿、そしてまさかの展開に目が離せなくなる。ファンタジー好きにお勧めしたいが覚悟はして読んでほしい。2022/10/20

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